旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

ワーキングマザーの計画的週休3日実験。実際に「週休3日」を4ヶ月実践してみた話

ヤフーが週休3日の導入を決定

ヤフーが、育児や介護中の社員が週休3日のスタイルを選べる制度の導入を決めました。様々なワークスタイルの選択肢をつくっていくという、とてもポジティブな事例。まぁ、給与2割減だと、なかなか選びずらいと思いますが(苦笑)

 

headlines.yahoo.co.jp

 

そんなヤフーに先駆けて、去年の10月から計画的週休4日を実践してみた私。だいぶ最先端なことをしている気がしてきた(笑)

 

私の計画的「週休3日」実験の経過はこちら

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 

 

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 

 

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 

週休3日を実践してみてわかったこと

1月で週休3日も4ヶ月継続したことになる。実践してみて、わかったことやどんな変化があったのか、とても個人的な記録としてまとめておきたい。

 

週休3日。親として、家庭面での変化

一番大きかったのは、やはり生活にゆとりができたということ。週休2日の土日というのは、独身時代に比べると親にとってなかなか休日とはいいずらい。

早起きな子どもに起こされてるからお昼までダラダラ朝寝坊できないし、めんどくさいから飯を抜くこともできない。なんなら朝から公園で走り回るということが必要になったりする。

それに比べて週休3日の場合、1日は子どももいない1人の時間になる。体を休めたり、趣味などリフレッシュしたり、週末にできない家事を進めたり、それによって精神的にも物理的にもゆとりが生まれた。

共働き家庭は、危機的にゆとりがない。だから、子どもにイライラしてしまったり、夫婦関係が悪化したり余波が出てしまうこともあるのだけど、週休3日だとその張りつめた生活に少しだけ息をつく時間が生まれるのだとわかった。

 

週休3日。仕事面での変化

週休3日をして仕事面での変化としては、以前より増して周りと連携をとって計画的に仕事を進めるようになった。

私の場合、毎週金曜日に休むことが多かったため、月曜日から木曜日で仕事を終わらせられるように計画をして、〆切の前倒しや周りへのリマインドを確実に行うようになった。(自分が担当している業務は減らさず、同じ分量のまま、週5でやっていた仕事を週4で行っていた)

育休から復帰して、残業しない働き方をするようになってだいぶ生産性あがったと思っていたけど、週休3日をやってみてまだいけるなと工夫できる余地をたくさん見つけることができた。

週休3日をするにあたっては、事前にチームのメンバーに伝えて理解を得たことは大きく、例えばMTGの設定などは全員が出社していることを前提に組まれることが多いので、調整してもらったりする可能性がある。当事者としては迷惑かけてしまうという申し訳なさはありつつ、多様な働き方を許容していく職場ではきっとこういうことが起きていくんだろうなと想像した。

またポジティブな側面としては、週休3日で生まれたよゆうで本屋に行き、仕事関連の本を買って実践トレーニングをして応募をするというチャレンジをすることができた。これは週休3日をやってなかったらたぶんできなかったのでよい経験になった。

 

 週休3日を実践してみたメリット

 個人、家庭、仕事のそれぞれにメリットはあるというのが、個人的な感想になる。

 

<個人>

本来的な休日がとれるようになったことで、病院やマッサージなどの体のケアをきちんとできた。本屋に行ったり本を読んだり、心を休める時間がつくれた。

 

<家庭>

共働きで子育てをしていると、可処分時間が圧倒的に少ないので細かな掃除や手の込んだ料理、趣味など「できない」と感じることも多いのだけど、1日休みを増やすことで、たまったマイナスをゼロリセットすることができるので精神衛生的にも効果があった。

 

<仕事>

圧倒的に生産性はあがる。あとは子育てをしていると仕事上のインプットの時間にも制限がある。だけど1日休みが増えることで学んだり、チャレンジするゆとりが生まれる。

 

週休3日を実践してみたデメリット

 デメリットは、有給がめっちゃ減ることだろうか。さすがに1年続けるだけの有給はない。

 

そして、正直なところ、週休3日はとても大変だった。私の場合、同じ業務量のままだったから、木曜日には明日は休みだ、楽しみ!という気持ちと、明日出社した方が業務は楽だなーという気持ちで休むのをやめようか迷った瞬間が何回もあった。

 

1週間の業務時間は、

同じ部署の他のメンバーが週5、8時間、毎日1時間残業していたとして、45時間。

私の場合、週4残業なしの8時間で、32時間。

つまり、1週間で13時間、1ヶ月で72時間働く時間が短くなっている。

楽なはずがない。

(やってみたら意外といけるんだけど、それは私が業務改善したり、〆切つくってそこまでに終わらせるみたいなゲーム性を楽しめるタイプだからなのかもしれないとも思う。)

ただ言えることは、帰る時間を決めずに業務が終わるまで働く働き方と、帰る時間と休みを決めてその中で業務を終わらせようと工夫する働き方では、働き方がまったく異なるということだ。

正直、後者は大変(自分でつくった〆切を守り続けるという強い意志とセルフマネジメントがないとできないし)なので、誰もができるわけではないし、私も子どもが生まれたり、そうせざるを得なくなって初めてできたことでもある。

 

 

と、そんなこんなで、4ヶ月続けた週休3日はすごく楽しかった!

しかし、きっかけであった夫のキャリアチェンジも決まり、だいたい感覚もつかめたので今回の実験は一旦終了することに。有給にも限りがあるしね。(子どもが生まれてから、夏と年末年始どちらも1週間程度休暇をとっているので今年は有給消化にだいぶ貢献していると思う)

 

給料をさげずに恒常的に週休3日の働き方ができるよう、引き続きいろいろ実験していきたい。

 

それにしても、体が週休3日に慣れると1週間が長くて長くて、、、つらい(´・ω・`) 今日はすっかり金曜日のつもりで働いていた(苦笑)

保育園って誰のためのものなんだっけ?

そろそろ認可保育園の4月入園有無のお知らせが届く無慈悲な季節。今でも初めて受け取った「不承諾」の衝撃は忘れられない( ´△`)

 

保活をしていた時、実は「親にとっての負担が大きくない園」ということも気にしていて、第一希望だったのは子どもにとっての環境もよさそうで、できるだけ働く親の負担も減らそうという方針の私立園。

当時は復帰前で初めて子育てをしながら働くことへの不安がとても大きかったし、負担は少ない方がいい。先生方が働く親を応援してくれているというのはとても心強く感じていた。

 

しかし、認可外保育園を経て、認可保育園に転園した息子が今通っているのは、第二希望だった民間委託で社会福祉法人が運営している認可保育園。

 

見学をした時の印象は、子どもたちがのびのびしていて、先生たちの表情が自然で、いい雰囲気だなということ。でも、手作りグッズは必要で、延長保育に対する懸念を話されて、当時延長保育を前提に保育園選びをしていた私たち夫婦は苦笑い。

 

実際に入園してみると、なかなか考えさせられることも多くて、そして私の「保育園」に対する考え方は少し変わった。

 (どんな保育園なのかは、この記事がイメージが湧きやすいかと)

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 

今の時代にはたくさんのサービスが溢れていて、私たちはサービスを受けて当たり前な感覚をきっと持ってしまっている。

 

だからなのか、保育園の先生へのクレームを時々みかける。そして、保育園に入るまで、私も心の中で思っていた時がある。

 

先生たちは、「子ども」のために一生懸命、考えてケアをしてくれている。

 

それを当たり前に受け取りながら、私たち親は先生たちにたくさんの要求をしがちだ。

・おむつを持ち帰るのは大変から、保育園で処理してほしい

・働きやすくするためにもっと延長時間を伸ばしてほしい

・仕事の予定があるから行事のお知らせはもっと早くしてほしい

・仕事が忙しいから、手作りのグッズはやめてほしい

 

正直私も、保活をしている時、入園が決まった時、そう思っていた。

まぁたしかに、サービスがよくなったら助かる面はたくさんある。

 

でも、「子どもたち」に向き合い、子どもたちを第一に判断をしている園の先生方を見ていて「そうか、保育園は子どものためにあるのか」と気付いた。

 

当たり前のことなのに、忘れがちだけれど、保育園はチルドレンファースト。子どもたちのための場所なのだ。(法律的には、保育に欠ける場合という言葉もあって、働く親が利用するケースを想定しているとは思うけれど)

 

いつから保育はサービスになったんだろう。

 

限られた予算を親のためのサービスに使うのか、子どもの保育や教育に使うのか。

それはきっと園によるもの。

 

特に認可保育園の場合、園の裁量というのはそんなに大きいわけではない。

おむつを処理するには、お金もかかるし、衛生面から業者選定も必要で、それは保育園ではなく自治体としての判断が必要だ。

保育園の先生をもっと増やせという話も、それは国の法律や自治体の予算によるところが大きい。

 

親になるまで、政治というのはどこかすごく遠いものだったし、親になった今もすごく身近なわけではない。

だけど、待機児童問題や、保育園の制度、そんな政治の中で決められていることに無力感を感じることを通じて、政治は前よりも身近になった。

 

おむつを保育園で捨ててほしいと思ったら、園ではなく自治体に声をあげる必要があるし、

本当におむつを保育園で捨ててほしいと思ったら、保育料があがるかもしれないことも考慮しなければいけない。

 

保育園の延長時間は、働く親の都合だけでなく、そこで生活をする子どもたちの都合も一緒に考えなくてはいけない。

 

忙しいとついつい忘れてしまうけれど、そんな時ほど少し視野を広げて考えないなと思う。

 

保育園から学ぶ、個性と多様性の話

先日、保育園から招待状が届いた。きっとこの時期に多くの保育園や幼稚園で開催されるであろう発表会のようなイベントのお知らせだった。

 

その招待状の中には、子どもたちが一生懸命練習していること。1年間の成長が感じられるということ。そして、もちろん本番は大切なのだけれど、がんばっている今のプロセスを大切にしたいというような先生からのメッセージが添えられていた。

 

あぁ、この保育園らしいなと思った。

 

我が家の息子は3月生まれだ。クラスの1/3くらいの子たちとは丸1年近く遅く生まれており、クラスの中で早生まれは息子ひとり。クラスの中では圧倒的に月齢が低い。

1歳クラスで今の保育園に転園した時、走り回る2歳間近な子たちの中で、息子はひとりまだ歩き始めたばかりだった。

 

親として心配をしていたことはたくさんあったのだけど、先生方はとても丁寧に息子の様子をみて、息子のペースに合わせながら接してくれていて、本当に有り難いと思っていた。

 

しかし、そういうわけではないと確信したのは入園から半年がたった頃。入園して初めての運動会で、私たち夫婦はとても驚くことになった。

 

象徴的な競技は、年長クラスの障害物競争的な競技だった。よくあるのは、やはり「よーい、ドン」で誰が一番を競うというものだと思う。

 

園庭には、なわとびや跳び箱や鉄棒などがセッティングされている。見た目はよくありそうな障害物競争だ。

 

だけど、スタートするのはひとりひとり順番だった。先生が名前を呼び、返事をしてスタートする。

そして、先生がする放送は「がんばれ!」や「さぁ誰が一番でしょうか!」ではない。「○○君は、△△に挑戦します。4月から△△ができるようになりたいとずっと練習をしてきました」というような調子で、その子のそれまでの取り組みを紹介するのだ。

 

ちゃんとひとりひとりにスポットライトが当たる発表の場が設定されているのである。

 

そして、競技が進んでいくとまた驚かされる。その子によって障害物のコースが違うのだ。縄跳びで前跳び10回をする子、二重跳びをする子、フラフープをする子、鉄棒で前回りをする子、連続逆上がりをする子と、本当にみんな違って、ひとりひとりが自分でどれに挑戦するかを選んでいた。

年長クラスのお兄さんお姉さんは、晴れた運動会の日にふさわしいとてもいい表情をしていた。

 

未就学の子どもたちは月齢によって発達の差も大きいし、そもそも子どもによって好き嫌いも、得意不得意も異なる。

 

書いてみると当たり前のようだけれど、意外と社会の中でそんな当たり前を当たり前にデザインされた場所というのはとても少ないのだ。それは大人の場合も同じなのだけれど。

 

とにかく運動会で私たち夫婦は感動した。運動会というものにこれだけ先生たちが工夫をしているということに。そして、ひとりひとりの個性を大切にしていることに。

 

そして気がついた。

先生方は、1人月齢の低いうちの息子に合わせてくれていたのではなく、クラスの中のひとりひとりに合わせて保育をしてくれているのだと。

 

個性や多様性。ダイバーシティという言葉を聞かない日はないくらいだ。なんとなくよさそうだな、大事そうだなとは思うけど、じゃあどうしたらいいの?という解は見当たらない。

 

だけど、息子の保育園の運動会を見てから、個性を大切にするってこういうことなんだろうなと思うようになった。

同時にそれを効率や生産性というものと両立するには相応の意志が必要なのだろうなとも思うようになった。ひとりひとりを大切にするということは、一律の対応では終わらない。それぞれのやりたいことを話し、それぞれのやりたいことをサポートすることになるのだ。手間も時間もかかる。

 

でも、いやだからこそ、子どもたちはあんなに晴れやかで達成感に満ち溢れた顔をしているんだろな。

 

保育園という、普段働いている組織やビジネスとは異なる文脈の場所から学ぶことが、実はたくさんある。

 

今月のイベントも、楽しみだなぁ。



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夫婦の話し合いも、回数を重ねてうまくなっていく。

今日からまた新しい生活が始まった我が家。

 

息子が生まれてもうすぐ3年。

この3年の中だけでも、産後の生活、夫育休中の生活、夫復帰後、私の復帰後、認可保育園転園後とどんどん生活スタイルがシフトしてきて、今回は夫のキャリアチェンジ。

 

社会人になって数年、仕事は変わっても働く大人の生活スタイルというのはそんなに大きくは変わらない。

 

それが子どもが生まれると、短期間にどんどん生活を変えざるを得ない。なかなか生活が落ち着かないのはこんなところにも理由があるんだろうなと思いつつ、だいぶ「生活を変化させること」への免疫がついてきたような気がする。

 

変化は避けられない。

というか、変化しないで昔を引きずって維持しようとする方が大変なんだよね。

 

だから大切なことは、自分たちで意図的に変化をつくることと、その変化の準備をすること。

 

そんなわけで先週は新生活について夫婦会議をした。

 

大きなテーマはふたつ。

・夫のキャリアチェンジに伴う生活時間のデザイン(送り迎え、起床時間、家事のタイミングなど)

・転職後のキャッシュフローの見直し

 

なかなか話し合いは大変なのだけれど、この辺りは育休復帰会議(私たちは、私が育休から復帰する時にも何回かの話し合いを行った)の時に使ったツールたちが役立った。それに前に一度話し合ったことがあるテーマは、お互いにゴールがイメージしやすいからちょっとだけスムーズになる。

 

まず話し合うことは、1日の生活の流れについて。シートに書き込みながら話すと可視化されてわかりやすいのでおすすめ。

 

あとは、もしもの時のためのことも、今まで通りでよいのか見直しておきたいですね。

 

余裕があればせっかくの機会なので少し長期的な話もできるとよいですね。

 

夫婦で話し合いをするというと、うちは無理だなとか、どうしたら話し合えるかわからないとよく言われるのだけれど、私たちも最初からうまく話し合いができたわけではない。

 

会社の会議運営と同じように、夫婦の話し合いにもコツがあるし、経験が必要だと思う。

 

話し合いの中でうまくいかないことも経験。話し合いの途中でケンカになってしまったり、時間切れになってしまったり、そんなことは今でもよく起きる。

 

でも、だから話し合いをしないんじゃなくて、うまく話ができる方法を考える。

 

お気に入りのカフェで話し合いをしたり、家でやるならいつもと違う紅茶をいれてみたり、アジェンダを決めてみたり、ホワイトボードにメモしたり、そういう自分たちなりの作法を今でも模索している。

 

そのおかげもあって、先週の夫婦会議はとてもスムーズで、予定よりも早く終わったのでした。 

 

 
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夫婦関係は、万年筆のようなものなのかもしれない

来月から夫のキャリアチェンジにより、生活リズムが変わる我が家。そのため、有給をつかって夫婦会議を開くことにした。

 

そんな話をしている中で、すごく我が家らしいなと思ったのは危機管理として「お互いのコンディショニングチェック」をツールとして導入することを決めたことだ。

 

コンディショニングチェックは、産後の育児日誌の時にもやっていたお互いの体の状態と心の状態を晴れ、曇り、雨でチェックして、一言書くというもの。

これによって、自分の状態と相手の状態に早めに気づいてケアや対処することができる。

 

私たちがなんでこんなめんどくさいことをするのか。その理由はもう7年か8年前にまで遡る。

 

私たちは結婚前の交際期間に「別れの危機」を経験した。付き合って1年くらいのよくあるちょっとしたすれ違いが積み重なったどこにでも転がっているようなありふれた別れの危機である。(それを引き起こした原因のひとつは夫のブラック残業だったけれどその話は置いておこう)

 

その危機を話し合いで乗り越えたことが今の私たちが夫婦のコミュニケーションを大切にすることにつながっているのだけど、その時に学んだもうひとつの大切なことが「夫婦関係はメンテナンスしないと悪くなる」ということだった。

 

一般的なイメージとして、夫婦関係というのは結婚してすっごくよくなるとまでは言わなくても、まぁそのまま老後までゆるやかにキープもしくは右肩上がりになるように思われているのではないだろうか。

そして、大きなマイナス、例えば浮気とか不倫とかみたいな事件が起きるとダメになるみたいに捉えがちだ。

 

でも、夫婦の「関係性」が突然ダメになるということはきっとほとんどない。浮気発覚というのはひとつのキッカケにすぎず、ふってわいたかのように突然告げられる熟年離婚のよつに、そこに至るまでに夫婦の関係はじわじわと変化しているのだ。

 

夫婦関係はこの例えに当てはめてみるとわかりやすいかもしれない。

 

つまり、ちょっとした不満や不安、すれ違いなどについて小さなことだからとお互いに「0.9」の状態をずっと続けていると、知らぬ間にふたりの間の距離が離れていき、気付いたらすっかり気持ちや関係が変わってしまっていたということが起こってしまう。

 

「関係性」というものは生物で、変化するのが当たり前。

だから、定期的にメンテナンスをして関係性をよくするという行動が必要なのだ。懐中時計や万年筆のように、ほうっておくと動かなくなり、機能しなくなってしまう。

 

私たち夫婦が、定期的に夫婦の時間をつくり話をするようにしているのは、マイナスがたまって0.9とかになっているものを定期的にゼロにリセットするため。ゼロに戻せてほんの少しでもプラスに振れることができたら御の字だ。

夫婦の時間は、夫婦関係をよくするためではなく、悪くしないために必要な時間だと思っている。

 

生活の変化、新しい環境というのはストレスがかかる。そして、夫の勤務時間が変わることで平日に話ができる時間が減ってしまう。だから、今回の夫のキャリアチェンジというイベントは、大きなマイナスに振れるリスクがある。

 

そこで、関係性が大きく悪くなる前に気づけるようにするというのがコンディショニングチェックの役割になる。

昔は交換日記的にノートに書いていたのだけど、子育てしているとゆっくりと相手にお手紙を書く時間はない。

 

だから、さっと天気に○をつける。余裕があれば、「最近、仕事が忙しい」とか、「食器洗っといてくれてありがとう」とか「トイレの電気ちゃんと消して」とか、小さくても言いたいことを伝えることが、マイナスをため込まないことにつながるんじゃないか。

そんな風に考えている。

 
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