1年弱前に購入したストライダー。
家の近くの公園は、よちよち歩きの赤ちゃんか、自転車乗ってる大きい子たちが多く、ストライダーに乗っている子が少ないこともあり息子のテンションもトーンダウン。そうこうしているうちに寒くなって乗らなくなってしまって数ヶ月。
そんな息子がストライダー熱を取り戻す機会が週末にあった。
週末、息子の3歳の誕生日と進級で必要になる保育園用のリュックを探しに家族で買い物に行った。おもちゃ売り場で走り回る息子をおいかけていると、元気有り余る息子にぴったりだと思われたのか、販売員らしきお兄さんから「今日、ストライダーの無料教室があるんです!世界チャンピオンの先生が教えてくれるんです。よかったらどうですか?」と教えてくれた。
なになに世界チャンピオン?それはすごそうだと思ったので、「久しぶりにストライダー乗ってみる?」と聞くと「のるー!」というので参加することに。
まず、肘当てと膝当てをセットしてもらい、ストライダーも好きな色を選べてうれしそう。(しかし最終的に息子は家にあるのと同じ青をチョイス。笑)
そしていよいよ先生が登場!
か、かっこいい!!マウンテンバイクを自由自在に操り、自転車でジャンプまで披露する先生に息子も釘付け。目をキラキラさせていた。(先生はシルク・ドゥ・ソレイユにも出演していたらしい)
先生の話もしっかり聞いていて、先生の指示にしたがってストライダーに乗りながら手を離してバンザイをしたり、その状態でお尻をふりふりしたり、ストライダーに乗った状態で足踏みや両足を地面から浮かせてみたりと基本的な動きを練習。息子の目は真剣そのもの。
さぁコースを走ってみよう!となると、どんどん慣れてスピードを上げていき、途中でつかれたーとやめたりすることもなく30分乗りっぱなし。終わってからは、先生に「ありがとー!」と御礼を言って一緒に写真をとってもらいました。
教室の途中では先生の真似をしてジャンプしようとしたり、家に帰ってからもストライダーやるー!と自主練を始めるやる気っぷり。
そういう気持ちは、親がやれと言ったり、何かを買い与えて生まれるものではありません。
なにかをはじめる 時、「あんな風になりたい!」「これができるようになりたい!」そんな憧れからやりたい気持ちが生まれてくるんだなぁ。
息子がストライダーで世界を目指すかどうかはわからないし、というか目指す可能性の方が低いし、別に上を目指すのだけが人生でもないのでどうこういうのはないんだけど、「かっこいい!」「あんな風になりたい!」と憧れられると人生楽しいだろうなぁと思うので(まさに私は憧れをエネルギーにする人である)、そんな風に憧れるものに触れる機会はつくってあげられたらなと、息子のキラキラした目を見ていて感じたのでした。
家に帰ってからも、「せんせー、かっこよかったね!おなかの上を目指すのが飛んでたんだよ!」と熱く語っておりました。
ありぞのけいごう先生、ありがとうございました!