旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

保育園の先生に「応援しないで!」と言った2歳息子

「応援しないで!」

先日、保育園から帰って来た息子の連絡帳に書いてあった先生からのメッセージになかなか考えさせられました。

 

内容としては、「お外遊びに行く時、靴下を自分ではきたがらなかったので、がんばれーと応援していたら、息子くんに応援しないで!と怒られてしまいました」というもの。

 

2歳5ヶ月になる息子は、けっこう自己主張がはっきりしているので家でも○○しないで!○○って言わないで!ということがあるのですが、けっこう無自覚に「がんばれ」って言っていることがあるかもしれないと思いました。

 

なぜ「がんばれ」が嫌だと感じたの?

息子が応援しないで!と言った時にどんなことを感じていたのだろう?と考えてみると

 

・やりたくないことを応援することで無理やりやらせられるのがいやだった

・クラスのみんなは簡単にできるけどまだ自分は苦手なこと(息子は3月生まれでクラスの子たちと1年近い月齢差があります)をがんばれと言われることで悲しい

・苦手でやりたいくないことを応援されて注目を集めて恥ずかしい

と、こんなことがありそうだなと思いました。(特に保育園の先生を批判するものではありません。あくまで事例として考えています)

 

同じような状況を会社に当てはめてみても、大人でもプレッシャーを感じて逃げ出したくなるようなことがある気がします。

 

なぜ「がんばれ」って言っちゃうんだろう

なぜ大人はつい「がんばれ」って言っちゃうんでしょうね。振り返ってみると、やっぱりどこかに「がんばることは善である」ということや、裏返すと「がんばらないことは悪である」ということ、「なにかをできるようになることはよいこと」「みんなと一緒にやる、同じ事をすることが正しい」みたいな価値観がありそうですね。反省。

 

じゃあどう声をかけたらいいんだろう?

このことがあってから、声をかける時には一息置くようにしています。それによって、かけている言葉がよいのかは分かりませんが、自分の言葉に意識を向けることで、ほんとにそれがいいたいのか?無意識に言っているのか?には気付けるような気がしています。

 

大人が思っている以上に、子どもは言葉に敏感なのだと教えてもらった出来事でした。


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相変わらず、シャボン玉にはまってます。だいぶ上手に1人でふけるようになってきました。

 

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