育休でずっと家にいるから何か勉強したいなーと思いながら、とはいえ、育児をしていると机に向かって勉強する時間はなかなかとれません。
夫が小さい頃、お母さんに「古事記」の読み聞かせをしてもらっていたと聞き、普段なかなか読めないけど教養になりそうなものを声に出して読んでみたら、読みにくい古典も読めるかも、と思い、「論語」を読んでみようかなと思いました。
そうしたらちょうど論語を読み聞かせるという本が!図書館で2冊借りてみましたが、内容はそんなに変わりません。
一人で読むならこっち。
こどもと一緒に読んで話をしたりするならこっちがよさそうです。
カラーで、見開きで1つづつ、イラストもあって楽しく読めそう。
論語は、素読も楽しそうですが、それ以上に、論語について親子で対話するのが楽しそうですね。
「おもいやり」ってどんなことだろう?
なんで「学ぶ」んだろう?
大人でもパッと答えるのは難しいような気がするけど、一緒に考えて話をしていけたらいいなーと思います。とはいえ、息子はまだ0歳。実際に話せるようになるのはまだ先ですが、楽しみです。
本の中身は、白文・書き下し文・現代語訳・解説文 という構成で50個前後紹介されています。
まとめの代わりに、
いいなと思ったものをピックアップ。
之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。
あることをしっているだけの人よりは、それを好きになった人の方が優れている。
さらにそれを好きになった人よりは楽しんでいる人の方がもっと優れている。
君子は文を以って友を会し、友を以って仁を輔く
君子は学問をするために友を集め、
志を持った友のおかげで仁を磨くことができるのだ
こんなキッカケがなかったら、論語をちゃんと読むことなんてなかっただろうなーと思うので、息子に感謝です^^