社会人2年目、はじめて役職をもらって、部下をもった時に読んだ1冊。改めて読み返してみましたが、忘れてることいっぱいありますね(汗)
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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はじめての課長の8つの基本スキル
1.部下を守り、安心させる
2.部下をほめ、方向性を明確に伝える
3.部下を叱り、変化を促す
4.現場を観察し、次を予測する
5.ストレスを適度な状態に管理する
6.部下をコーチングし答えを引き出す
7.楽しく没頭できるように仕事をアレンジする
8.オフサイトミーティングでチームの結束を高める
この8つを並べてみて感じるのは、「課長」の仕事は、部下そしてチームが、成果を出すことに集中できる環境をつくること、なんだろうなと思います。そして、改めてみてみるとできてるかな・・反省点がいろいろありますね。
部下のモチベーション
部下が「自分は会社に大切にされている」という実感を持って、仕事に取り組めるかどうか。お金よりも一人の人間として気にかけ、能力よりも人間性に興味を示してやる。
これは私自身もマネジメントをしていて、とても大切なことだと思います。特に女性のマネジメントをするときは、この部分が欠けると、いろんな部分に不満が噴出して成果どころではなくなってしまう。人事の制度も、会社はあなたのことを考えていると、というメッセージが伝わるとスムーズに浸透する気がします。
謙虚でありつづける
・自分の負けパターンを知っておく
弱点を認識し、負けパターンのシグナルになる初期症状を覚えておく
・自分が知らないことを知る
問題が複雑すぎる場合は、時間稼ぎしてでもその問題を解決するのに最も適した人物を探すことをためらわない
課長になった時にも「謙虚」であり続けることは、長期的に成長し続けるために重要です。仕事をしていれば、いい状態のときもそうでないときもあります。だからこそ、よくない状況になった時、自分を立てなおしたり、 ヘルプを求めること。それができることが、より成長したり、より大きな責任のある仕事をつかむことにつながるんだろうなと思います。
まとめの感想
課長の仕事はプレイヤーとはまったく違う役割だけど、課長になる前に教えてもらえることは少ないからこそ、こういった本を読んでマインドセットする必要があるんだろうなと思います。駆け出しマネジャー本と合わせて読むとより効果的かな。
そしてこういう本は折に触れて読み返すことで振り返りの機会になるし、学びとして定着していく気がするので、また復帰したら読みたいと思います。
駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ)
- 作者: 中原淳
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/05/09
- メディア: 単行本
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