旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

復帰34日目、仕事の時間を正しく見積もること。

週末、会社と会議と生産性について、夫と話をしていて、気がついたこと。

 
 
それは、「残業ありきのスケジュールをひいて仕事をしてきた」ために、そもそも「時間を正しく見積もる」ことに関する経験が圧倒的に不足している、ということ。
時間がかかっても残業して帳尻を合わせる働き方をしていると、終わってればいい。だから、時間の見積もりや行程の見積もりはざっくりでいいし、見積もりとの差異を検証するプロセスは重要ではなかったわけだ。
 
社会人7年目、今さらながら、ざっくり仕事してきた自分に気付く。まぁ、今までは、このやり方で特に問題なかったし、それで成果を出すこともできていた。子どもが生まれて、制約ができて、ここからが社会人第2ステージなのかもしれない。新たなチャレンジ、働き方をワーキングマザー仕様にバージョンアップ!
 
 
と、そんなことを書いていたら、佐藤可士和さんの打ち合わせについての記事を発見。この本、気になる。


佐藤可士和が打ち合わせにこだわる理由(前編)|ありそうでなかった仕事の教科書『佐藤可士和の打ち合わせ』|ダイヤモンド・オンライン

 

竹村 打ち合わせの設計のところで、構造計算をすべしと書いてあって、本当にその通りだと思いました。ゴールにいたる まで何回打ち合わせが必要で、どれぐらいの期間でプロジェクトを終えるのかというのをちゃんと見積もりましょう、と。でも、それができなくて悩むこともあ ります。

佐藤 もちろん、経験も重要ですよね。新卒1年目ではじめて仕事して、いきなりスケジューリングを組んだりとか、それは無理でしょう。でもある程度経験を積んできたら、プロジェクトマネジメント力がないとダメですよね。

(中略)

佐藤 人に任すのって難しいですよね。それで本が一冊書けるかもしれない(笑)。僕の場合は、こまめに見ると言うことかな、と。コミュニケーションを密に取る。任せているんだけど、見ている。

 任すというのと、見なくなると言うのは違うと思います。見なくなるのは「丸投げ」ですよね。「丸投げ」と「任す」は全然違う。僕の事務所には何人 かアートディレクターやデザイナーがいて、各々が僕と一緒に複数のプロジェクトを担当しています。で、日々の仕事を彼らに任せているわけです。

 でも、プレゼンテーションの期日があったとしたら、その前日までまったく見ないと言うことはありえない。毎日見ます。たとえ1日3分間であったとしても、見るようにしています。1週間放っておいて2時間見るよりも、毎日3分間だけでもいいから見たほうがいい。

 これは社内のスタッフに対してもそうだし、社外の人に頼んでいても同じです。たとえばスタッフが「まだまとまっていません」と言ったとしても、「まとまっていないものでいいので見せてほしい」と言ったりするし。丸投げと任せるというのはずいぶん違うと思います。

 

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