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子どもに教えたい「お金の知恵」 3歳からできるお金の教育のこと

 
 1年位前に読んだ本ですが、本田健さんの子どもに教えたい「お金の知恵」をご紹介です。
 
私自身、正直、お金のことって学ぶ機会がないまま社会人になったなぁと思っており、子どもが生まれて「お金」について家庭の中でどう扱っていくのか考える中で読みました。
 
息子はまだ2歳なので、少し早いですが、本の中では3歳から子どもと一緒にお金について学ぶことがおすすめされていて、できそうなことがありそうだなと思いました。
 
最近、息子はお買い物に行くと「お金を払う」ことを認識したようで、自分でお金を店員さんに渡したり、自販機にお金を入れて買うということもしているので、改めて読み直して、実践できたらなと思います。

 

子どもに教えたい「お金の知恵」 (PHP文庫)

子どもに教えたい「お金の知恵」 (PHP文庫)

 

 

子どもに教えたい「お金の知恵」のまとめ

以下、参考になったところの引用です。

 
・ 最初に語り合いたいこと
 1お金ってなんだろう
 2お金が欲しくなる理由はなんだろう
 3お金でできること、できないことはなんだろう
これは、子どもに教えるというよりも、大人も一緒に考えたいテーマ。
お金ってなんだろう。
言われてみると考えてしまいます。 
 
・子どもと一緒にお金について学ぶ
 ー3~7歳 お金に楽しいイメージをもてるように親がお金を楽しむ
 ー8~12歳 ほしいものと必要なものの違い、物の選び方をアドバイスする
 ー13~17歳 子どものお金に対するパターンを見極め、自分が望む生き方、お金の使い方を再選択させてあげる
これは具体的にイメージできてなるほどでした。 
 「お金」がどういうものか?
どんなイメージを持つかというのは、大きな影響がありそうです。
 
・心の安定がお金を生み出す=愛に溢れた家族
 1夫婦が愛と信頼で結ばれている
 2お互いの存在を大切にしている
 3全員が自分の大好きなことをしている
 
そのための4つの鍵
 1約束を守る
 2毎日家族全員で話す時間をとる
 3なんでもオープンに話し合う、意見が違っても話しあえば和解できることを学ぶ
 4感謝の気持ちを言葉で伝え合う
 
 ストレスがたまるとついつい大きな買い物をしたり、やけ食いしたり、お金を使って発散するということの経験がある方もいると思うのですが、私もそういう時があります(苦笑)
心の安定がお金を生み出すというのは、そういうことも関係がありそうですね。
 
 
その他、印象に残った点。
・お金についてオープンに語る=お金と等身大で付き合える人に育つ 
 
・家族で定期的にお金について話す(感情的にならず自由に話し合えるように)
 ー家にどのくらいお金をかけるか(旅行、食事、おこづかい など)
 
・お金の決断は家族全員でする
 ーお金に興味を持ち、責任感を持つ

 

定期的に読み返したい1冊です。
 

 

子どもに教えたい「お金の知恵」 (PHP文庫)

子どもに教えたい「お金の知恵」 (PHP文庫)

 

 

 子どもにではなく、大人がお金について学びたいなと思った時は、子どもが生まれたらどんなお金がかかるのか、どんなお金がもらえるのか?を学びたい時にはこちらがおすすめ。漫画なので楽しく読めます、結婚した直後くらいに夫婦で読んだので、イメージしやすく、お互いの共通認識にできてよかったです。

誰も教えてくれないお金の話

誰も教えてくれないお金の話

 

 

 

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