旅するように学ぶ

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幸せなパートナーシップの秘訣は、夫婦で3つのポジティビティを話すこと

先日、夫婦で慶応SFC・SVP東京の井上英之先生ご夫妻のお話を聞く機会がありました。

 

出産による夫婦関係の変化や、なぜ子育てが大変なのか、たくさんの示唆があり楽しい時間でした。

 

お話を聞いた帰り道、これは早速取り入れよう!と夫婦で話したのが「ポジティビティー」を話すということです。

 

なぜポジティビティーを話すのがよいの?

◎自分のリソースをつくる

リソース=自分の中で元気がでる源、自分がエネルギーを感じること

頭の中で考えるだけでも脳が認識するから効果がある

 

◎ポジティビティ3:1ネガティビティ

ネガティビティは自分を守ろうとする必要なもの。

バランスとして、ネガティビティの3倍のポジティビティにアクセスするとよい

 

◎よかったことを1つづつ出し合って、3つ話してみよう

特に課題について話をする前にポジティビティの話をするといい

 

いろんなお話があったのですが、ポジティビティについての話を私なりに勝手にまとめてみるとこんな感じです。

 

実際にやってみたこと

そこでこの1ヶ月くらい、

①毎日、お風呂か寝る前の布団で「今日のポジティビティ」をお互いに3つ話す

②定期的につくっている「夫婦タイム」の最初に「ポジティビティ」を話してからスタートする

ということをやっています。

 

実際にやってみての変化

1ヶ月やってみての大きな変化は3つ。

・会話が増えた

・「ありがとう」が増えた

・「幸せだね」が増えた

 

 夫のキャリアチェンジの時期ということもあり、変化に伴う不安や恐れの感情が夫婦ともに起きやすく、ネガティブ・シリアスなテーマが増えてしまい、結果なんとなく会話が弾まないという状況だったのですが、ポジティブな話をすることで、会話が盛り上がり話すのが楽しくなりました。

 

ふたりの共通テーマになったことで、どちらかが「今日のポジティビティーはなんだった?」と気軽に聞けて、会話するきっかけとしても機能している気がします。

 

ポジティビティーについて話していると、自然と会話の中で「今日もありがとう」「あのときの○○、ありがとう」という気持ちを伝え会えるようになったり、ポジティビティーで息子のエピソードがでると「幸せだね」と口にだしてふたりでしみじみしたりしています。すごい穏やか!!!あの殺伐とした空気どこいった!(笑)

 

子育てをしているとなんとなく事務連絡がメインになりがちな夫婦の会話が、ポジティビティーを話す習慣によって、自分が感じていることをシェアできる時間に変わりました。

 

夫婦とはいえ、別の人だし、職場が違えば毎日別の時間を過ごしているわけで、今どんなことを考えて、なにを感じているかはわかりません。

自分のことを相手に知ってもらう。相手のことを知る。

その積み重ねが夫婦のレジリエンスにつながっていくのかもしれないなと思っています。

 


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息子さんは葉っぱ集めが楽しいお年頃。

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