たぶん小学生の頃に、水泳(週5でガチで泳ぐいわゆる選手育成クラス)をやっていた時の影響で、私はけっこうなコンディショニングおたくだと思う。
水泳や陸上(私は陸上のチームにも入っていた)のように記録との戦い=自分との戦い的な競技の場合、ハイパフォーマンスを出すには、試合当日に「さぁ、ハイパフォーマンスでベストタイムだすぞ!」といくら気合いを入れても結果にはある程度の限界がある。
それよりも、普段からいかにパフォーマンスをあげる取り組みをするか、そして本番に向けてどう心身のコンディションをよい状態にするかの方がよっぽど結果に影響する。
それが小学生の私が、小学生なりに本気で水泳に向き合って学んだことだった。
これは、中学生になってバスケットを始めたり、バスケットのレフリーを志すようになった時にも活かされた(がその話は長くなりそうだからここではやめておく)し、今思ってみると、水泳で学んだコンディショニングの考え方は、私の生活や仕事にも多分に影響を与えている。
だから、仕事においても「いかによいコンディションで働くか」が、いかに(長期的に)パフォーマンスを発揮し続けられるか、だと思っている。
しかし、コンディションが悪い時というのは意外と自分では気付きにくいもの。コンディションがよい時には自分の状態も周りの状態もよく見えるのだけど、コンディションが悪いと気づけない。だから、気づかないうちにどんどん状態が悪くなっているというつらいスパイラルに入っていってしまう。
だから私がやっているのは、コンディションがいい時にはやっていて、やらなくなるとコンディションが悪くなる、もしくはコンディションが悪くなるとやらなくなる行動を、自分のコンディションを知る目安としてチェックすることにしている。
項目はいくつかあるのだけど、例えば
・昼休みをとれているか
・本を読めているか
・ブログを書けているか
・週末の振り返りができているか
この辺りは、私の場合、顕著にコンディションに影響する。お昼休みがとれてないのは、仕事が回っていない証拠だし、私の日々の楽しみである本が読めてないことはQOLをさげるためストレスがたまる。週末の振り返りをしていないとそのよくない状態が改善されないまま負のスパイラルがまわってしまっている可能性がある。
あとは、睡眠時間なんかも記録しておくとコンディションが悪くなる目安としてわかりやすい。
コンディションがすごく悪くなる前に、悪くなる兆候を早めに捉えてケアしておくこと。
それが、長期的によいコンディションでよいパフォーマンスを発揮することだと私は思う。
だから、この辺りは手帳などに記録して定期的にチェックしているのだけど、最近これをアプリにしてみた。
「リズムケア」は、設定の自由度が高くて習慣やコンディションをチェックするのにとてもオススメ。
習慣といえば、この本もとてもよかった。