旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

出会いと別れの春に考える、属人化と自分らしさと人間関係

春ですね。

 

息子の保育園では、お友達が二人転園し、新しいお友達が三人加わり、担任の先生も二人持ち上がり、もう一人の先生は1歳児クラスの時の先生という安定感ある布陣でした。

 

管理系の部署に長くいた私は、異動や担当変更を経験してはいますが、仕事をする相手は社内の人なので今まで異動でさみしいというようなことはあまりありませんでした。

 

しかし、初めて事業部所属になり、今年の春は大幅な担当変更もあり、初めて、担当変わらず一緒に仕事したいな、一緒に仕事できなくなるのはさみしいなとセンチメンタルな気持ちに。

 

これまでは、「属人化は悪」だと思っていて、誰でも変わらずオペレーションが回るようにするべきだと思っていました。まぁ、今でも、オペレーションは回るべきだと思っているのですが、業務に紐づく「人間関係的なもの」というのは、やはり属人的なものであって。

 

私も相手も、替わりのいない一人の人なので、そこに生まれる関係というものは代替できないものなのです。

 

そして、すべてが代替できてしまったら、私がやる意味ってどこにあるんだろう、産後にはそんなことも感じるようになりました。

 

大好きな増田弥生さんの著者「リーダーは自然体」の中にこんな一節があります。

 

現在、勤めている会社からあなたが去ったとしたら、職場から何が失われますか。

 

担当を離れることで何が失われるんだろう。

 

でも、「さみしいな」と思える関係をつくれたことは、私自身にとっても財産になったし、担当を離れても残る関係がきっと私がつくってきた価値なのかもしれない。

 

と、つれづれセンチメンタルに思いながら、今年もがんばりたいと思います。

 

そして人生は続く。

 

 

リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)

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