旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

スクランブルエッグと息子戦力化計画

3歳になった息子は、最近家事にはまっている。

 

自分で踏み台をもってきて冷蔵庫を開け、「たまごわりたいー!」

 

ボールに卵を割り、砂糖を入れて、菜箸でぐるぐる混ぜる。(だいたい卵の殻が混じってたり、卵はあまり混ざっていない)

フライパンに油をひいて、ガスのスイッチを入れ、一緒にボールの中身をじゃーっといれる。菜箸でぐしゃぐしゃの何回かかき混ぜたら出来上がり。

 

大人1人であればあっという間に出来るだろうし、料理をつくりました、スクランブルエッグです、とは胸をはってはなんとなく言いにくい。

 

しかし、3歳息子の場合、そうではない。

大人の3倍くらいの時間をかけてつくり(私もつきっきりなので工数的には6倍くらいかかっている)、「ぼくがつくったんだよー!」と大威張りである。

 

夫のアレルギーの関係で我が家の卵料理率は高くはなく、信じられないけどなんなら冷蔵庫の中に卵がないということもよくあって、息子もあまり卵を食べてくれなくなっていた。

しかし、自分でつくるようになってからというもの息子はぐしゃぐしゃのスクランブルエッグをよく食べる。なんならお代わりする。(コレステロールとりすぎだから、母としてはやめてほしい)夫には申し訳ないのだけど、息子のおかげで卵も常備するようになった。

 

正直なところ、朝にも夕方にも余裕はない。20分かけてスクランブルエッグをつくるような時間なんてどこにもない。

 

でも、スクランブルエッグくらいでも自分でつくることができたら、もし息子が1人の時でもご飯を食べられる。夫がいなくて私が高熱で動けなくなった時にスクランブルエッグがつくれたら、卵がゆくらいはつくってくれるかもしれない。

 

我が家は、両実家にもなかなか頼れない核家族の共働き。だからこそ、息子が興味をもった時に家事を経験したり、その楽しさを知ってくれることで、息子が家事の戦力として成長してくれたらいいなぁと初期投資のような気持ちでお手伝いをしてもらっている。

 

がんばれ息子!早く戦力になってね!

 

 

 

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