旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

人とのつながりが生み出すもの。

 3年前に講座を受けて、勝手に私淑している、東京大学の中原先生のブログを読んで、改めて我が家の子育てについて考えました。

 

NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「たくさんの場」を行き来しながら、前に進むこと:僕の子育て持論

 

たくさんの人のつながりをつくる

僕は、自分の子どもに
「たくさんの場=たくさんの人のつながり」を
持ち、それらを行き来しながら、「前に進んで欲しい」と思います。
それをマインドといったらいいのか、スキルといってよいのか、このさい、今の自分は「親モード」なので、どうでもいいですが(笑)、そうしたものに当惑しない感覚を、ぜひ、もって欲しいと願います。

 

 場をいききしながら、
 「自分の心」を自分で「守って」欲しいのです。
 そうやって、何とかかんとか、
 「前に進んで欲しい」のです。
 人々とのつながりを感じながら、諦めず
 前に進んで欲しいのです。

 そうしたなかで、自分の本当に好きなこと、
 やりたいことにすこしずつ近づいていって
 欲しいと思います。

 

息子が生まれてくる前から、夫と話していることは、息子にたくさんの大人を知ってほしいということです。世の中にはおもしろい人がたくさんいる。 いろんな考えや価値観の人がいる。たくさんの仕事がある。私たち親だけではない、私たちには伝えられないことを、ほかのたくさんの大人を知ることで、感じてほしい。

だから、自分たちが家をオープンにして、友人たちに遊びにきてもらったり、私たちが勉強会などに行く時にも息子を連れていって、たくさんの人に息子を抱っこしてもらっています。まだ息子は小さいから分からないかもしれないけど。例えば進路に迷った時、私たちに相談できないことがあるかもしれない。そんな時、私たちの友人の誰かに相談してもいい、そんなつながりをつくってあげられたらと思っています。

 

中原先生のブログを読んで、そういうつながりを持っていることが、自分の心を守ることにもつながるのかもしれないと気が付きました。思い返せば、私自身も、小さい頃からいろんな習い事をして、その中で、学校の違う友達や先輩、先生、いろんな居場所がありました。居場所によって、立ち位置も変われば、振る舞いが変わる。そして、それは、私にとって、成長の機会にもなっていたような気がします。

  

人とのつながりが、セーフティーネットになる

「ひとつの場」しか持っていないことは
 「リスク」だと僕が思うからです。
 「唯一の場所」で追い込まれれば、最後。
 ポッキリ折れてしまうからです。

(中略)

人は「つながり」を感じられる場所では、
絶望することは少ないものです。
しかし「唯一の場所」で追い込まれ、
そこに「人々からの断絶」を感じるとき
人は容易に折れてしまうのだと思います。
専門家ではありませんが、僕はそう思います。

 

 

この部分を読んだ時に感じたことは、子ども以上に、子育て中のお母さんって、人とのつながりが大事だなぁということです。家に子どもとふたりきりで、夫の帰りを待っている時ってけっこうしんどいことが多くって。家庭が唯一の場所で、そこで、追い込まれてしまうと、ほんと逃げ場がなくて、しんどくなってしまうなと。

私自身は、産後に夫や実家の母にとても助けられましたし、1ヶ月通っていたマドレボニータで、素敵なお友達ができて、目の前がパーッと広がるくらい、気分転換ができました。

子どもに「人とのつながり」をつくってあげるためにも、まずは、自分自身が、家以外にたくさんのつながりをつくっていくことが大切だなぁと思います。

 


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