ダブルケアとは?
最近、ソーシャルメディア上でも、「ダブルケア」という言葉をみかけることが増えてきました。ダブルケアとは、自身の子どもの育児と祖父母や両親の介護を同時に行う状態のこと。結婚・出産のタイミングが昔に比べて遅くなることで、育児と介護のタイミングが重なるケースが増えてきているようです。
私の回りでも、介護の経験をもつ人が増えている印象で、他人事ではないなと感じています。
実はすでにダブルケア!?
そんな中、最近気になったのは、友人のこんな発言でした。
「夫がインフルエンザになっちゃって、子どもの面倒みながら、夫の看病で大変だった」
そう、夫婦のどちらかが倒れると、子どもとパートナーどちらのケアが必要です。
共働きのおうちなら、家庭内感染で病気が広がる恐怖と、そのやばさは考えたくないレベルのものだと思います。
しかし、パートナーが病気になってなくても、家事のほとんどを女性が引き受けている家庭も多いのではないでしょうか。
ママが寝込むと、生活が回らないという場合、もしかしたら家庭を一緒に営むパートナーではなく、ケアをする人とされる人という関係になっているかもしれません。
夫と子どものダブルケアをしている状態に、介護が加わるとトリプルケアに、、。
介護はいつ始まるかわからないからこそ、せめて夫のケアは卒業しておきたいものです。