出産後のもうなにがなんだか分からない状態の中、休むヒマもなく育児は始まります。
答えもやり方もたくさんある育児
赤ちゃんのお世話については、その日の担当の看護師さんからまず説明をされます。大きなところでは、授乳の仕方、オムツの替え方、ですかね。
産後、1番苦戦したのが、授乳でした。なかなかうまくできなくて、授乳クッションはどう使うのがいいのか、どう含ませたらいいのか、時間はどのくらいしたらいいのか、 などなど。
担当の看護師さんに相談するんですが、当たり前だけど、答えもやり方もいろいろあるので、その看護師さんによって、答えが違う。。。。
知識がないこと、情報がないこと
当たり前なんですが、産後の疲れていて、初めてのことばかりで戸惑いまくっている私にとっては、もう違うやり方を教えてもらうたびに超混乱してました。
そもそも前提となる情報や知識がなかったので、それは基本とかスタンダードなやり方なのか、こういう場合だからそのやり方なのか、その人のオススメなのか、自分ではさっぱり判断がつかなかったのです。
息子が寝た合間の時間に、ネットで調べたりしながら、情報収集をして、なんとか自分なりに理解をしつつ、やり方を試しながら、入院してた1週間でなんとか習得しました。
思ったことは、例えば、自分の部署に新しいメンバーが入ってきたときに、チームのメンバーがそれぞれ自分のやっているやり方を教えたり、それに混乱していた新しいメンバーにみんなそれぞれやり方があるから、自分なりに取捨選択してね、みたいなことを気軽にアドバイスしちゃっていたことがあるような気がします。
チームとして基本の型をもつ
まったく初めての環境って、ほんとに大変で、自分が(仕事じゃないけど)同じ環境になってみて、そんなこと言われてもわかんないよーって思ったし、適応できない人に「仕事できない」というレッテルを貼ってしまうこわさを感じました。
それから、チームとして誰かに何かを教える、という時に、チームとしての型や基本を持っておくことの大切さも感じました。私の入院中でも、その病院としての「基本となる授乳の仕方」があって、まずはそれを教える。
その上で、こういう場合はこうだよとか、これもオススメだよって教えてあげるだけで混乱は減るのかなと。仕事でも同じですよね。復帰したら業務の標準化しようと思います。
★まとめ:仕事に活かす学び★
・初めてのことを教える時には、まず基本となることを伝える。その人が自分で取捨選択できることを意図しながら、基本からつながる、ある程度まとまった情報を伝える
・チームのメンバーがいつ変わっても同じように働けるように、チームとしての型・基本をつくり、みんなで共有すること