産休にはいって本読むぞーと思っていたけど、なかなか活字が頭に入ってこなくて積ん読気味…。
とはいえ生まれる前に目を通して、できたら夫と共有認識をつくっておきたいなと思って読んだのが、最近は教育業界だけでなくビジネス界隈でも取り上げられることが増えた花まる学習会の高濱正伸先生の『子どもを伸ばす「生まれ順」子育て法』です。
第二子妊娠がわかって心配していたのが5歳の息子のこと。
弟か妹がほしい!とは言っていたけれど、妊娠を伝えたときには無反応。彼なりに心の整理が必要なようでした。
ぼくお兄ちゃんになるんだ、と自分で言うようになったのもほんとに最近のこと。
きっと生まれたら喜びながらも複雑な気持ちになるだろうということは予想できるので、どんなケアができるだろう?と考えていました。
■子どもを伸ばす「生まれ順」子育て法 目次
・上の子をいつも叱ってばかり
・下の子はいつの間にか育ってる
・兄弟はひとつの社会
・一人っ子は満たされている
・母親の生まれ順が子育てを決める
私が興味のあった第一章と第二章を中心にメモをとった部分をかんたんにまとめました。
■上の子に対して親がやりがちなパターン
・上の子には手や口を出しすぎてしまう
・自分の夢や反省を負わせてしまう
・(周りの子と比べて、焦って)先を急がせる
・上の子のハードルをあげてしまう
・上の子は減点法、下の子は加点法
■その結果、上の子はどうなるか?
・親を気にするようになる
・指示待ちになる
・失敗をこわがり慎重になる
■上の子への対応のポイント
・その子の時期を待つ(発達や成長のタイミングはその子ごと)
・上の子と親のふたりきりの時間をつくる
・(すこし大きくなったら)家の外に師匠をつくる
・家族ぐるみの付き合いで擬似兄弟をつくる
■下の子が生まれたときの上の子のケア
・上の子に役割を与える
・兄姉であることに誇りをもてるようにする
✕お兄ちゃんのくせに、お兄ちゃんなのに
我が家で起きそうだなという部分数カ所にふせんをはって、夫にも読んでもらって話をしました。
実際に生まれてみないとどこまでできるのか…という感じではありますが、息子とふたりの時間をとる(父子、母子それぞれ)というのは物理的に時間をとることで仕組み化できそうなのでこれはやってみたいと思っています。
- 作者:高濱正伸
- 発売日: 2015/01/13
- メディア: 新書