旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

育休世代のジレンマと多様な働き方を考える。

最近の我が家のテーマの1つ、育休世代のジレンマ。夕飯を食べながらや、息子が寝てからの夫とのお話テーマになっています。
 

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 
 
著者の中野さんへのインタビュー記事がハフポスにアップされていました。
 

www.huffingtonpost.jp

 
インタビュアーの方がきちんと論点を整理されているからか、東洋経済の連載よりもすっきり分かりやすい印象です。
 
印象的だったのはこの部分。
誰もキャリア形成の責任は取ってくれないけれど、家族形成はもっと責任をとってくれないないので。
仕事も家庭も大切だけど、どちらも自分の人生の中の1部分。私も目の前の仕事やキャリアを(産育休期間で)一旦手放すことになることがすごくこわくて悩んでいた時期があったけれど、立ち止まって、少し長期的な視点で人生を描くことは大切だなぁと思います。
経済合理性だけみて会社にとって産育休が会社のデメリットになるという雰囲気があるとしたら、そんな視点で考える機会を会社が与えてくれはしないので、自分でそういう機会をつくる必要があります。仕事づくめで1ヶ月会った人は会社の人だけ(社会人1年目の私)というような環境はあぶないですね。
 
 
そう考えてみると、余計に、今クローズアップされている産後の女性の就業がベストということではなく、選択肢として選べるようにするいう感覚に近いのかなぁと思います。なんなら、ママが働くことより、パパになった男性が家庭の比重を高める選択をすることの方が今は難しい。
 
産後の女性がモチベーションを調整するという話も、チャレンジしたい仕事を諦めるということと、こどもを生んで価値観や優先順位が変わったということを分けて考えた方がいい気がする。会社で昇格を目指すことだけがキャリアアップではないし、そもそもキャリアアップを目指さない働き方もあり、みたいな多様性があってもいいかもしれない。社会にはいろんな人がいるから。それに、会社という組織の中には、上を目指さないけど地道に大切な仕事をしてくれる人もいて、そんな人も会社には必要だと思う。
 
 

 

https://instagram.com/p/1iPoaJmbDX/

Instagram

息子1歳。絵本をめくるのもすっかり上手になってきました。ま、上下逆向きですけど(笑)

 

follow us in feedly