旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

子どものイヤイヤ期は、親の期待ギャップから生まれる?

我が家の息子は2歳2ヶ月。1歳後半くらいからイヤイヤ期が始まり、波はありながらも、現在もよくイヤイヤしています。

イヤイヤ期についてネットで調べてみると、子どもの発達の段階の1つで必要なもので、言葉の発達がまだ未熟でうまく気持ちを伝えられず、イヤイヤするのかという話がよくあります。

たしかにそうで、息子はなにかを私たちに伝えてくれるとき、とても一生懸命考えてお話をしてくれています。

でも、子どものイヤイヤは、ほんとはそれだけが原因ではないんじゃないかと最近思っています。

2歳から3歳のいわゆる魔の2歳児、イヤイヤ期の時期は、歩き、言葉が出で、言葉のキャッチボールができ始めます。赤ちゃんを卒業して、もう子どもだねなんて思い始めます。

親にとっては、ぜんぶお世話をしていた赤ちゃんだった子どもと、会話らしきものができる、というのは本当に大きな変化なのです。

今、振り返ると、ここが1つのターニングポイントだと思います。

なんとなく会話ができるようになると、親はうれしくてどんどん会話をしようとします。
そして、会話できることが増えてくることで、無意識に、「言葉」でのコミュニケーションが中心にかわるのです。

話せるようになるまでは、泣いていても、抱っこして、よしよし、って言っていたのに、言葉を話すようになると、つい「どうしたの?」と説明を求めてしまったり「もう寝る時間なんだからおもちゃは片付けるんだよ」って説明したり。

子どもの言葉の発達のスピード以上に、親が無意識に、説明すればわかるだろう、と思ってしまうのです。

もちろんこのくらいの年齢になると、子どもは親の話している言葉は、親が思っている以上に理解していると感じる瞬間も多くあります。

しかし、言葉を理解できても、理屈を気持ち的な面で理解し、自分の気持ちを言葉で表現することは難しい。

ここに親の「わかるだろう」「わかってほしい(しつけてきな意味でも)」という期待と、子どもの「まだ言葉にできない」というギャップが生まれ、子どもの目線でみると「パパママが気持ちをわかってくれない」となる。

そんな風に感じることが、イヤイヤ!となっているんじゃないか、と息子をみていてそんな風に感じています。


子どもの「イヤイヤ期 」に起こっていることの正体

イヤイヤ期ってほんとに大変ですよね。
なんでそんなにイヤなのか、どうしたらいいのか困ってしまうことがよくあります。
 
我が家の2歳の息子も、イヤイヤモードに入ると手のつけようがなく夫婦でお手上げ状態になってしまいます。
 
しかし、ここ数日、イヤイヤモードの息子への接し方を変えてみたところ、びっくりするくらいイヤイヤへの対応が楽になりました。
 
子どもにとって何が違うのか考えてみたら、男女のコミュニケーションと同じなのではないかと思いました。
 

我が家でよくあるやりとりその1

息子「(靴がうまくはけず)できなーい、、」
私「ここをびりして、それで、、(手伝おうとする)」
息子「じぶんでするのー!!!怒」
 
ついついやり方を伝えて手を出してしまいます。
「できない」って言われると、助けてあげたくなりますよね。
 
これって、「女性はアドバイス求めてるんじゃなくて、共感してほしいのに、張り切ってアドバイスして怒らせてしまう男性」と同じことしてるんです。。
 
 

我が家でよくあるやりとりその2

私「お風呂はいるよー」
息子「やだー」
私「寝る時間遅くなるから早くはいろ」
息子「やだーーー号泣」
 
これも、もはや日常化茶飯事なのですが、こちらも「女性は、話を聞いて共感してほしいのに、理論的に返答してしまい、もういい!って怒られる」というのと同じパターンです。
 
 
どちらのケースも、「女性」の部分を「子ども」に替えると、子どもがなぜイヤイヤになってしまうのかがわかります。
 

とにかく息子の気持ちを受けとることにした

そこで、私が変えたことは、
・アドバイスをせず
・理論を伝えず
・息子の気持ちを受けとる
ということでした。
 
なかなか大人に余裕がないとついアドバイスしそうになるのですが、ぐっと飲み込んで、なぜ息子は「やだ!」って言ってるんだろう?ということを考えることにしたのです。
 
それによって、そのときによってかかる時間はかわりますが、「いや!」となっても、そこから大泣きしたり、手がつけられないイヤイヤ状態に発展することなく、息子が気持ちの切り替えができるようになりました。
 
 

お友達の絵本がほしかった息子

いつもであれば、やだーと大泣きか、お友達にかかっていき、「あれは、息子くんのじゃなくてお友達のだからね」と理論的に説明していたのを「そうだね、わんわん大好きだから、あの絵本読みたいよね」と声をかけたら、「そうなの」と一言。
意外とあっさりでびっくり。
 

GW明けの登園しぶり

昨日、今日と連休明けということもあり、久しぶりに保育園に行きたがらない息子。
朝は、突然「お風呂はいりたい」「図書館いきたい」と言い出しました。
 
理論を飲み込み、「そうだね、まだ保育園行きたくないよね。ママとバイバイしたくないの?」と声をかけたら、小さな声で「ママ、バイバイやだ」と教えてくれました。
 
「ママも息子くんとバイバイするのさみしいな」と伝えると「うん」と返事をしてくれて、泣かずにバイバイすることができました。
 
もちろん本人が納得するまで会話が続くので、大変だし時間かかかるのですが(おかげで今朝は早起きしたのに、遅刻ギリギリの出社になりました)、子どもに泣かれるのはいろんな意味でエネルギーを消耗するので、このやり方に変えてとても平和になりました。
 
子どもから学ぶことがたくさんあります。
 

 

https://www.instagram.com/p/BFOOSH5GbG-/

Instagram

 

保育園って何のためにあるの?親になっても知らないまま保育園に預けていることの問題。

保育園と幼稚園の違いとは?

保育園ってなんのためにあるんでしょう?
保育園と幼稚園の違いってなんでしょう?

厚生労働省文科省で管轄が違うとか、保育と教育の違いとか、よく聞きますが、きちんと学んだり、教えてもらったことがある親というのはとても少ないのではないでしょうか。

でも、それをなんとなく理解しないまま保育園や幼稚園に子どもを預けているということに先日気が付き、反省しました。

違いを比較したものはこちらがわかりやすかったです。


こどもが生まれて、自分の経験や周りの環境から、なんとなく幼稚園かな、なんとなく保育園かなと選択をして、幼稚園や保育園選びをする。

そんな方が多いのではないでしょうか。というか私もそうでした。仕事を続けたいと思っていたので、とりあえず保活しなきゃと思ってました。


親になることを学べる機会がない

「親」になると、今まで住んでいたのと別世界に感じるくらい、知らないことや初めてのことが待ち受けています。

その知らないことを知識として獲得し、実践し、技術として身に付けていく、それを実地で突然やらなければいけない、というのが今の子育ての大変さに繋がっていると感じます。

オムツ替えや授乳も、寝かしつけも、獲得していかなくてはいけない。

そして、そもそも教育ってなに?保育ってなに?ということも、自分で知ろうとしなければ知らないまま、子どもの保育や教育の場を選択することになります。
まぁ調べたとしても、今の待機児童問題では到底選べるような状況ではありませんが。。


親が教育や保育の制度を学ぶ必要がある理由

でも、親が教育や保育について、国の制度としてどんな目的でどんなことが行われるのかは知っておく必要があるのだと、保育園歴2年目になり、やっと気がつきました。

なぜ知っておく必要があると思ったのか、理由は2つあります。

①先生との目線を合わせるため

もちろん親が、先生と同じように教育や保育を学ぶ必要はありません。先生はプロですし、だからこそ親は先生に子どもを預けるわけですから。

しかし、幼稚園・保育園の制度や目的を知っておくことで、ストレスは減ります。

保育園でなぜそんなやり方するのか、先生はなぜそういう対応をするのか。不思議に思ったり、物足りなく思ったり、不満に感じることも、あったりしますが、実はそういう理由も、国の制度や思想によることが大きいと感じています。


②教育や保育の質を担保するため

例えば保育園の年齢ごとの人員配置の人数を知っていますか? 

国の基準では、
・0歳児 3人に対して1人
・1歳~2歳児6人に対して1人
・3歳児 20人に対して1人
・4歳~5歳児 30人に対して1人
先生を配置する必要があるとなっています。

我が家は息子が6ヶ月のタイミングで認可外の保育園に預けることになりました。認可はもちろん全然だめで、認証・認可外ともたくさん電話をして探しましたが、入れたのは1つだけ。

子どもの人数に対して先生の人数が少なくて大変そうだ、とは思っていましたが、認可の基準に比べてどのくらい足りてないのかは、知らなかったので、具体的にどのくらい大変なのか、違うのか、わかりませんでした。

息子が通った認可外保育園にはとてもお世話になりましたし、感謝していますし、預けてよかったと思っていますが、先生の配置という保育のベースボールとなる環境について正しく理解しないまま預けてしまっていたことに、リスクがあったということは、最近のニュースなどを見ながら感じでいます。

もちろん認可基準の先生を配置できればよいわけですが、認可外は認可と違って自治体からの助成金もなく実際難しいだろうと思います。

親として必要なことは、どのくらい先生が不足しているかを正しく知り、その上でどうリスク管理したり運営しているかをきちんと確認することなのだと思います。


自治体の妊婦健診や、4ヶ月健診、1歳6ヶ月健診の際に、子どもの栄養や歯磨きというお世話のことだけでなく、保育や教育の制度についても親が学ぶ機会をつくってみたらよいのではないかと思っています。


子育てしながらの生活は、平泳ぎのように。

昨日、久しぶりにプールに行った。最近、肩腰首が痛く、マッサージに行ってもなかなかさっぱりとつらさが取りきれないくらいにしつこく続いていたから。

とはいえ、そのくらいしつこいのも、私が自分の体に対して無理をさせているから。あまりにしつこいので、いうなれば体からの強いメッセージなのかもしれないと思い直した。

そう考えてみると、マッサージはやはり対処療法で、回復方法としては手抜き感もいなめない。

そこで、なんとなく、そうほんとうになんとなく、泳いでみるかと思ったのだ。

もちろん選択肢としては、走るという選択肢もあった。しかし、無意識に泳ぐことを選んだのは最近少しあたたかくなってきていることと、「久しぶりに走る」よりは、「久しぶりに泳ぐ」の方がしんどくはないだろうという打算もあったように思う。

水の中に入ってみると不思議な安心感がある。初めて行ったプールだったので、少しの間、様子を観察して、なんとなくのルール(泳ぐのは真ん中の2コースで片側通行になっていて、1コースは右と左で追い越しはしてもよさそうとか、そんなようなこと)をつかんで、そうっと泳ぎだした。

最初のひとかきをしたとき、(最初は王道でクロールをした)なんだかやけに懐かしく感じた。
小学生の時は水泳に情熱を燃やし、週6で泳いでいた。今では信じられないけれど、1日3000~6000mくらいは泳いでいたのだ。

しかし、社会人になり、子どもが生まれると気軽にプールに通うような時間はどう見渡してみても見つからない。そもそもフルタイム共働きの我が家には基本的な生活そのものにも時間が足りていないのだから、当たり前だ。

そういう事情もあり、自分が泳ぐためにプールにいるということは、とても不思議な気がしたのだ。

途中、前を泳ぐ人との間隔調整のためクロールから平泳ぎに切り替えた。

平泳ぎはとても奥深い泳ぎで、静と動のメリハリがスピードにつながる。早く泳ごうと、キックやプルを急ぐと水の抵抗でスピードが落ちてしまう。

だから、1回のキックと次のキックまでの間は、慌てず体をリラックスさせて伸びきる。そして、「今」という時に次のキックをする。その繰り返しだ。

次のキックのタイミングを注意深く見計らう。
それだけに 体全体をセンサーのようにして集中する。体がきちんと伸ばせていると、ふっと頭が水面にでて「今だ」という瞬間を逃がしてはいけない。

久しぶりの平泳ぎのリズムは、とても気持ちがよくて、そうか、日々の生活もこんな風に、「その時」を待てばいいんだと、そんなことに思い当たった。

フルタイムの共働きで子育てをしていると、常に時間に終われている。
必死になってキックしても進まない平泳ぎのように、やらなければならない(と感じていること)ことばかりが気になり、早くしなきゃ、できてない、と焦ってジタバタともがいているようだ。

しかし、どんなことにも「今」というタイミングがある。平泳ぎのキックのように。

子育てをしているこの生活も、今はキックなのか、のびるのか、よくよくタイミングを見計らう。

そんな風にしてみたいと思ったのだ。

私が、子どもを産んだ友達に写真カレンダーアプリ「レター」をすすめる5つの理由と続けるための2つのコツ

子どもが生まれると、とにかく写真が増えます。

でも、なかなかそれを印刷したり、アルバムをつくったりする時間がないままスマホやカメラの中に写真がたまっていってしまいます。両実家からも、写真送って!と言われることがあるのですが、なかなかその時間をつくれません。

 

そんな悩みを解決してくれるのが「レター」です。

f:id:rai527:20160328094640p:plain

「レター」は、スマホで撮った写真を使っておしゃれなカレンダーを作り、おじいちゃん、おばあちゃんなどに送ってくれるサービスです。

 

わが家は使い始めてもうすぐ2年になります。最初は続けるのが不安すぎて、息子の1歳の誕生日までがんばろう!と言って始めたのですが、おじいちゃんおばあちゃんから喜ばれすぎて、今でも毎月送っています。

f:id:rai527:20160328094853p:plain

lttr.jp

※招待コード「8WGN8」をいれると毎月1枚無料になります! 

 

2年間つかってきて、子どもが生まれた友達には「レターいいよ!」とまるで回し者かのようにおすすめしていますが、「これはいい!」と言ってくれる友達が多いのです。

なぜレターがいいのか、その理由をまとめてみました。

 

①1分で送れるシンプルな機能&インターフェイス

子どもがうまれるととにかく時間がありません。でも、レターの機能は超シンプルです。

(1)写真を選ぶ&カレンダーの色を選ぶ

f:id:rai527:20160328105543p:plain

(2)メッセージを書く

f:id:rai527:20160328105615p:plain

(3)宛先の住所を入れる

これだけです。3つ目の住所は、最近機能改善がされ、2回目以降は前回のものが自動入力されているので実質2ステップ、写真が選べれば1分で完了します。

 

②カレンダーだから「続けられる」

アルバムやポストカードなどのサービスも多いですが、レターの秀逸な点は「カレンダーである」ということ。

あくまでカレンダーなので、月末になると来月分を送るという行動に意味が生まれますし、そろそろ送るというのが習慣になりやすいです。ちゃんと通知機能があるのでリマインドもしてくれます。

また、カレンダーなので、私の父は手帳にレターをはさんで持って行き、取引先での日程調整にレターをつかって孫自慢をしたりしているようです(笑)

 

③おしゃれで飾りたくなるデザイン

 1分で作成できる・1枚250円のレターですが、おしゃれです。

部屋に飾っても、いい感じのインテリアになります。

わが家はアコーディオンブックを購入し、時系列に飾っております。

 

④250円で申し訳ないくらいに祖父母に喜んでもらえる

毎月、月初にレターが届くと、レターの送り先である両実家と祖母の家の合計3ヶ所からそれぞれ、レター届いたよ!と電話かメールが来ます。

実家が遠いこともあり、なかなか孫・ひ孫に会えないので、祖父母は毎月レターをとても楽しみにしてくれています。そして、レターが届いたよというのが、きっかけとなって毎月1回は必ず連絡をとって、息子の様子などを話せて、コミュニケーションが増えました。これってすごいことだと思います。

 

⑤自宅に送れば子どもの成長記録になる

レターは、プレゼントだけでなく自宅用も送ることができます。

我が家は、毎月自宅用もつくってアコーディオンブックに入れて本棚の上に飾っています。

いつでも目に触れる場所に、息子の写真が並んでいることで、1ヶ月ごとの変化や成長をとても感じやすく記録にもなります。

↓こんな感じです。我が家に遊びに来た人には「なにこれ!これいいね!」と いう感想をもらいます。

https://www.instagram.com/p/3ggSIJmbGn/

Instagram

 

最後に2年間やってみて、このやり方がいいなと私たちが落ち着いた使い方もご紹介します。カレンダーだから続けやすいと言っても、続けるのにはエネルギーもかかります。

が、この2つを決めることで、「毎月送る」というハードルが一気に下がりますよ。

 

続けるコツ①色のパターンを決める

レターでは、12色からカレンダーの色を選ぶことができます。

どの色も素敵なカレンダーに仕上がるのですが、毎月選ぶのは迷ってしまいます。

なので、今年は1年間この色とか、毎月上から順番に、というように色のパターンを決めておくと楽です。

わが家は毎月上から順番にというパターンにしています。

 

続けるコツ②メッセージのパターンを決める

レターではカレンダーの裏側にメッセージを載せることができます。

100文字程度とすごく短いので負担は少ないのですが、毎月どんなことを書こうかと考えてしまいます。ここもパターンを決めておくととてもスムーズになります。

わが家の場合には、

・息子の月齢/年齢を書く

・毎月息子の身長と体重を書く(毎月の保育園の身体測定の結果)

・息子の成長トピック(首がすわった、歩いた、○○と言うようになったなど)

・送り先ごとにメッセージは変えないで同じものにする

というパターンを決めています。

 

レターの目的は、自宅用も含め「息子の成長を伝える」ことなので、そこにフォーカスして全部一緒にすることでストレスなく、かつ成長記録となります。

 

この2つのパターンを決めることで、レターはより続けやすくなりますよ!

 

お試しは1通無料、招待コードをいれると毎月1枚無料になるので、ぜひ一度体感してみてください♪

lttr.jp

※招待コード「8WGN8」をいれると毎月1枚無料になります! 

 

 

follow us in feedly