旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』は、「なんでなんで期」の子どもへの対応ヒントになる!

すっかり予約していたことを忘れていた本が図書館から届いた。

 

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」があるという本。 果たしてなぜ予約したのだったか覚えていないのだけど、たぶんどなたかがおすすめしていたのだと思う。

 

さっそく読んでみた!

 

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

 

 受験対策としての早期教育というよりも、「学び方」「学ぶことの楽しさ」をどうつくるかという内容で、もうすぐ3歳の息子は「イヤイヤ期」を卒業したと思ったら絶賛「なんでなんで期」に突入しているので、よいタイミングで読めたと思う。

 

 

とても簡単にまとめると

・リビングに辞書、地図、図鑑を置く

・子どもが 「なんで?」となった時に一緒に調べてみる

ということ。

 

息子の「なんでー?」に、毎回困っていて、なんとなくの知識で答えてみたり、「なんでだろう?なんでだとおもう?」と質問返ししてみたりしていたので、これからは時間がある時は一緒に調べてみよう。

 

我が家は、小さな世界地図を張ってたのだけど、電車好き息子は日本地図の方が楽しめそうだなと思ったので、本で紹介されていた日本地図を早速購入。


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お風呂用だけど、都道府県がシンプルな色分けで、地方名・都道府県・県庁所在地のみの記載で、ふりがなつき。さすが公文!という子ども向けの地図でした。おすすめ。

 

本の中で「子どもの目線の高さに合わせるのが大事」と書かれていたので、だいぶ低めの場所に貼ることに。床に座って話すのがちょうどよさそう。

 

息子の誕生日には、新しい図鑑を買いたそうと思います!

 

 

↓こちらが購入した日本地図

 

おふろでレッスン にほんちず

おふろでレッスン にほんちず

 

 

 ↓我が家の息子が大好きな図鑑。MOVEはDVDもついているので、セットで楽しめておすすめです。

 

動物 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE)

動物 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE)

 

 

 

 

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

 

 

産後の夫婦に必要なのは、コミュニケーションではないかもしれない

「産後クライシス」という言葉は、だいぶ浸透してきていて、産後に夫婦のコミュニケーションが悪化する、コミュニケーション量が減ってしまうというのは世の中の共通認識になりつつある。

 

だからみんな夫婦でコミュニケーションとった方がいいとは思っているけれど、それがなかなかうまくいかないから困っているのだ。

原因はいろいろあると思うのだけど、息子が生まれて3年。一番大きな原因は、「夫婦がふたりきりで話せる時間」というものが圧倒的に少ないからなのではないかと思う。 

 

子どもが生まれる前までは、コミュニケーションがうまくいっていたかどうかは置いておいたとしても、話をしようと思ったら話をする時間は比較的つくりやすかった。平日は仕事で帰宅が遅かったとしてもちょっとくらいなら夜更かしもできるし、休日なら比較的ゆっくりできる。

 

だけど、子どもが生まれるとそうはいかない。0歳の頃は数時間おきの授乳や夜中のお世話で時間が細切れになっていき、1歳を過ぎると息子が自由に動くことで目が離せなくなる。2歳を過ぎると大人の会話に入ってきて「ちょっと!パパとママ、ふたりでお話しないで!」なんて言われる始末。

 

我が家はフルタイムの共働き家庭としては、比較的、夫婦がふたりとも家にいる時間は長い方だと思う。朝は1.5~2時間、夜も1~1.5時間は一緒に過ごしている。

一緒にいる時は、無言というわけでもなく今日どうだった?とか○○からこんな連絡があって、みたいな話はする。

だけど、それはだいたい家事をしながら、息子と遊びながら、ご飯を食べながら。そしてだいたい話の途中で中断される。息子に呼ばれたり、息子がご飯をこぼしたり、そんな突発的なことで。

 

だから、会話はしているけれど、ちゃんとお互いの話を聞けているのか、伝えたいことを伝えられたいるのか、となると、コミュニケーションがとれているとは言いがたい。

 

「コミュニケーション」という言葉はとても曖昧な言葉でなにができていたらコミュニケーションがとれているのかは人によって捉え方が大きく別れるのだと思う。きっと職場でも家庭でも。

 

産後の夫婦に必要なのは会話をするというコミュニケーションだけではなく、日常の些細な不安やひっかかり、考えていることややりたいと思っていること。それを相手に伝え、受け取ってもらうこと。つまり、産後の夫婦に必要なのはコミュニケーションではなく、コミュニケーションの結果、産後の不安定な家庭に生まれる夫婦の安心感や信頼感なのだ。

 

パパとママとなった夫婦が、コミュニケーションをとろうと思ったら、一番するべきことは誰にも邪魔されずふたりでゆったりと話をする時間をつくること。きっとそれがコミュニケーションにつながるのではないだろうか。

 

普段の慌ただしい生活の中では、いくらコミュニケーションをとろうとしても余裕がないことで無駄にイラッとしたり、ケンカになってしまうことも。(最近の我が家である)

 

だからまずお互いにちょっと心にゆとりをつくる時間が、コミュニケーションの質に大きな影響を与えるのではないかというのが、最近ケンカが増えてきた我が家のことを振り返りながら思ったこと。

 

夫が転職して平日の有給夫婦タイムがつくれてないのだけど、やっぱり夫婦でゆっくり話ができる時間をつくりたいなぁ。

量産型ワーキングマザーの生きる道

昔から、短距離走が苦手だ。

瞬発力みたいなものと無縁だから。

 

陸上をやっていた時は、100m走よりも800m。リレーより駅伝。

水泳の時は、100mのフリーより400m個人メドレーに出場していた。

 

距離は長い方がそのレース運びの中でチャンスが増えるし、15秒を13秒にするより、15分を13分にする方が日々の練習でタイムを伸ばせる可能性はあがる。

私みたいに、大して才能やセンスがない場合には、そっちの方が有利に働くことがあるのだ。

 

そうやって、小学校時代は周りを見渡して自分にチャンスのありそうな種目を選んでいたから、周りからは運動神経がいいと思われていたけれど、自分ではけっこう限界あるなと思っていた。

 

そして自分はスポーツの道では大成できないだろうなと痛感したのは中学生でバスケを始めてから。

朝練には一番に行って、部活から帰宅してご飯を食べてからは自主練習。チームで誰より練習したけれど、漫画の世界みたいに天才的な力を発揮できるわけもなく、でもディフェンスやルーズボールみたいな努力でカバーできることを頑張ることで試合に出れるようになった。

 

センスや才能がなくても、できることを積み重ねることでタイムは伸ばせるし、成果は出せる。

それが、私がスポーツから学んだこと。

 

そして働くようになって、これは働く中でも同じだなぁと思うようになった。

私には強力なリーダーシップもなければ、イノベーションを生むようなビジネスやサービスのアイデアもない。

 

だけど、「よりよくしていくための振り返りとそれを実行すること」は得意だ。

 

やり方を改善する、仕組みをつくる、そんな小さなことを積み重ねてきた。とても地味なんだけど、拡大していく組織の中でいつか誰かがやらなくてはいけない、そんな仕事が意外とたくさんあるのだ。それを、バレーボールのリベロみたいに拾っては打ち返し、拾っては打ち返ししてきた。

 

そんなわけで、私が毎日モーニングページをやったり、プランニングをしたり、週末に振り返りをしたりしているのは、そんな風に地味に毎日積み重ねていくことが、私の数少ない強みだから。

 

産前には日経DUALやワークライフバランスの小室さんの本を読みまくっていたけれど、実際にワーキングマザーになってみて、「わたしはスーパーワーキングマザーにはなれないな。」と思った。正確に言うならば、スーパーワーキングマザーになりたいと思えないわたしはスーパーワーキングマザーにはなれないなということだ。

 

睡眠時間は8時間ほしいから朝3時には起きれないし、毎日息子と寝落ちしてるから夜に仕事はできない。延長保育やベビーシッターをつかってまでは残業したいと思えなくなった。

 

そういうわけで、私はまさにこの記事でいう量産型ワーキングマザーなのだと思う。

 

でも、量産型だからってなにもできないわけじゃない。

量産型ワーキングマザーの端くれとして、今日も自分ができることで世界に彩りをつくっていこうと思う。

 

 

会社を出て、保育園のお迎えギリギリの電車に乗るために走りながら考えたこと

仕事帰り、会社を出るのがギリギリになってしまい、久しぶりに駅のホームまで猛ダッシュ。

 

オフィスを出てエレベーターが1階に着いた瞬間、さらりとエレベーターを降り、駅へ一直線。途中の短い階段を2段飛ばしで駆けあがり、混雑する改札前を軽やかなフットワークで人を交わしながら進む。

 

一番空いている改札を見つけたら減速し、確実に「ピッ」。(ここで定期を間違えたり、ちゃんとピッとできないと大幅に時間ロスになる。スピードにもメリハリが大切)

 

そうすると、最後の難関。ホームまで31段の階段を駆け登る。最初の6段くらいは1段飛ばしでいける。6段をこえるとどんどん太ももが重くなり、駅伝で最後の直線をなんとか力振り絞って足を振り上げて襷を渡そうとするみたいな必死さでホームにつき、電車に滑り込む。

 

電車の中では、死にかけの金魚みたいに一生懸命肺に息を吸い込んで、荒い息をなんでもない風に装って整える(周りの人にはぜいぜいしすぎてばれてると思うけど)。

 

そして、

ああ体力落ちたなぁ。

もうくたくただよ。

やっぱり年だろうか。

みたいなことを考えてちょっと落ち込む。

 

保育園につく頃には、もうふらふらというか、使いつくしたお尻ふきの外側のビニール袋みたいなぺらぺらな気分。

 

でも、若い息子(2歳)は元気がありあまっていて「ママ、きょーそーしよー!」と走り出す。なけなしの力を振り絞って息子と一緒に走りながら(最近の息子はそこそこ走るのが早くなってきた)、ふと私の体力落ちたのではなく、使う体力が増えたからつかれるんだと思った。

 

だって社会人になって10年近く、平日に家の外をダッシュするとか、家の中で裸の男子を追いかけて走るとか、電車ごっこでぐるぐる回るとかそんなことは起こらなかった。

歩いて電車に乗って仕事に行き、家に帰ってきたらソファーで休憩して、ゆっくり湯船につかって、布団に入って目を瞑れば朝まで寝ることができた。

 

今ってハードな生活してるんだなぁなんて。そう思ったらちょっと気が楽になった。

 

とはいえ、まぁしんどいことには変わりないから、今度のお休みは走るか泳ごくか、なにか運動をしようと思う。

 

なんだか久しぶりに走ることについて語るときに僕の語ることが読みたくなった。

 

ただ黙々と時間をかけて距離を走る。
速く走りたいと感じればそれなりにスピードも出すが、たとえペースをあげてもその時間を短くし、身体が今感じている気持ちの良さをそのまま明日に持ち越すように心がける。

 家事と育児と仕事の生活を、ただ黙々と走る。いい気持ちで走れるペースを大切に。

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 

コンディションを可視化するKPIは何か?

たぶん小学生の頃に、水泳(週5でガチで泳ぐいわゆる選手育成クラス)をやっていた時の影響で、私はけっこうなコンディショニングおたくだと思う。

 

水泳や陸上(私は陸上のチームにも入っていた)のように記録との戦い=自分との戦い的な競技の場合、ハイパフォーマンスを出すには、試合当日に「さぁ、ハイパフォーマンスでベストタイムだすぞ!」といくら気合いを入れても結果にはある程度の限界がある。

 

それよりも、普段からいかにパフォーマンスをあげる取り組みをするか、そして本番に向けてどう心身のコンディションをよい状態にするかの方がよっぽど結果に影響する。

それが小学生の私が、小学生なりに本気で水泳に向き合って学んだことだった。

 

これは、中学生になってバスケットを始めたり、バスケットのレフリーを志すようになった時にも活かされた(がその話は長くなりそうだからここではやめておく)し、今思ってみると、水泳で学んだコンディショニングの考え方は、私の生活や仕事にも多分に影響を与えている。

 

だから、仕事においても「いかによいコンディションで働くか」が、いかに(長期的に)パフォーマンスを発揮し続けられるか、だと思っている。

 

しかし、コンディションが悪い時というのは意外と自分では気付きにくいもの。コンディションがよい時には自分の状態も周りの状態もよく見えるのだけど、コンディションが悪いと気づけない。だから、気づかないうちにどんどん状態が悪くなっているというつらいスパイラルに入っていってしまう。

 

だから私がやっているのは、コンディションがいい時にはやっていて、やらなくなるとコンディションが悪くなる、もしくはコンディションが悪くなるとやらなくなる行動を、自分のコンディションを知る目安としてチェックすることにしている。

 

項目はいくつかあるのだけど、例えば

 

・昼休みをとれているか

・本を読めているか

・ブログを書けているか

・週末の振り返りができているか

 

この辺りは、私の場合、顕著にコンディションに影響する。お昼休みがとれてないのは、仕事が回っていない証拠だし、私の日々の楽しみである本が読めてないことはQOLをさげるためストレスがたまる。週末の振り返りをしていないとそのよくない状態が改善されないまま負のスパイラルがまわってしまっている可能性がある。

あとは、睡眠時間なんかも記録しておくとコンディションが悪くなる目安としてわかりやすい。

 

コンディションがすごく悪くなる前に、悪くなる兆候を早めに捉えてケアしておくこと。

それが、長期的によいコンディションでよいパフォーマンスを発揮することだと私は思う。

 

だから、この辺りは手帳などに記録して定期的にチェックしているのだけど、最近これをアプリにしてみた。

「リズムケア」は、設定の自由度が高くて習慣やコンディションをチェックするのにとてもオススメ。

 

超じぶん管理「リズムケア」を App Store で

 

 

習慣といえば、この本もとてもよかった。

 

人生を変える習慣のつくり方

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