なかなか終わらず続いています。育休復帰の前に夫婦で話しておきたいこと第3弾です。我が家をこれを認可外保育園の入園が決まってから3ヶ月かけて夫婦会議をして話し合いをしました。
スムーズに復帰するために復帰前に夫婦で話しておきたいこと①これからの働き方とキャリアのこと。 - 旅するように学ぶ
スムーズに育休から復帰するために復帰前に夫婦で話しておきたいこと②復帰後の1日をシュミレーションしてみる。 - 旅するように学ぶ
今日は、クライシスマネジメントです。共働きで復帰をする時、考えておかなければいけないこと、それは「緊急時」にどうするか?ということです。
話題になったサイボウズのムービーでも描かれていたように、子どもの体調不良や保育園からのお迎えコールは日常茶飯事になります。慣れてくると緊急というより、「またか」的な感じになってくるとはいえ、目の前の仕事にやりかけの、そして今日中にやらねばならない仕事がある中では、なかなかの緊急自体です。
サイボウズ ワークスタイルムービー「大丈夫」 - YouTube
緊急時のパターンを洗い出す
我が家はまず、どんなパターンがあるかを洗い出してみました。
体調不良になるパターンとしては、息子のみ、夫と息子、私と息子、夫と私、全滅、というパターン。もう全滅とかって想像もしたくないですが、実際秋ごろには3人で体調を崩すことがありました。感染系の病気の場合、保育園→息子→妻→夫と、みんなで順番に体調を崩すというのはありがちです。
もうひとつは、保育園と仕事のパターン。午前中にお迎えコールが来る場合、午後にお迎えコールがある場合、夜の時点で熱があったりして保育園に行けなそうな場合、朝の時点で保育園に行けなそうな場合、インフルエンザなどで数日保育園に行けない場合。
いろんなケースがあります。これ子どもが2人いたりしたらもっと大変だなと思いますが、いろんなケースを復帰前にふたりで話すことで、かなり心の準備ができました。
緊急時のシュミレーションをする
パターン出しができたら、それぞれのケースごとにシュミレーションです。取れる選択肢と優先順位を決めていきます。
例えば、我が家の場合、息子+どちらかが倒れた場合、残った一人ががんばるが、長期化しそうしそうだったら、ファミサポを検討する。難しかったら、義母にヘルプを出して家政婦さんを派遣してもらう(義母も働いているのでなかなか難しい)という選択肢を決めました。
また、朝の時点で息子が体調不良だった場合、休める方が休む、もしくは、午前午後で半分づつ仕事を休む。インフルエンザ等の場合、どちらかが休めたら休む→難しかったら病児保育→入れなかったらファミサポ→ダメだったら義母もしくは家政婦さん。というように話をしていきました。
子どもの体調不良も、お迎えコールも、だいたい突然なので、基本の選択肢と優先順位がだいたい決まっているだけで、対応が楽になりますし、夫婦の共通認識になります。
緊急時の連絡手段を決める
保育園からお迎えコールがかかってきた。さて、どうする?夫婦で話し合いたくても、お互いに仕事中だとなかなかゆっくり相談したりすることもできません。なので、普段からお互いの仕事の状況を共有しておくことで、今日は会議って言ってたから抜けられないだろうな、私が帰るしかないか、とかっていう判断もできるんですが、相談したいタイミングもあります。なので、そういう時の連絡手段をなん段階化決めておくと便利です。
我が家はLINE→個人メール→個人携帯と決めていましたが、ここで連絡つかなかったことがあり、個人携帯でつながらなかったら、会社メール→会社電話 とエスカレーションするというルールを決めました。
復帰47日目、緊急お迎え時の連絡手段を決めておくこと。 - 旅するように学ぶ
緊急時の連絡先をまとめておく
もう1つやっておきたいのが、緊急時の連絡先リストをつくっておくこと。お互いの携帯や会社の連絡先はもちろん、ヘルプする可能性のある義母や家政婦さん、ファミサポや病児保育などは一覧をつくって、携帯にも登録しておくと便利です。
それからかかりつけの小児科、耳鼻科、土日など救急対応をしてくれる病院などもリストをつくって、携帯にも登録しています。最近の病院は、ネットから予約できたりするところも多いので、お迎えコールがきたら、会社からお迎えに行く電車の中で病院の予約をしたり電話で確認したりしやすくなります。
この辺りのオペレーション(!?)を、夫婦どちらでも対応できるようにしておくと、急なお迎えコールで焦っていても、なんとか対応できる感じです。
まとめ
子どもを保育園にあずけて仕事復帰をすることは、とても不安だったし、復帰してからも、お迎えコールが続出して、ほんと泣きそうだったけれど、ふたりで準備をしていたからこそなんとか乗り越えられたなぁと思います。
我が家が復帰クライシスを乗り越えられたのは、私の育休復帰を「ふたりごと」として捉えて一緒に考えてくれた夫のおかげですね、ほんと。ありがたいありがたい。
4月から、認可保育園に転園できることになったので、この辺りももう一度見直さないといけないなー。