旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

あなたにとって学習とは?子どもはみんな学びに満ちた生活をしてる。

おもしろそうな記事をみつけました。



「学習」の2つの要素と3つの学習モード

まずは、学習を2つの要素に分解し、
学習の設計は、大きく分けると「何のために学習するか」という【目的の設定】と、「どのようなプロセス・手段で学習するか」という【プロセスの設定】という2つの要素で構成されます。

学習のモードを3つに分類をしたと。
A : 完全従属モード(学習目的も学習プロセスも他人が決める)
B : プロセス追求モード(学習プロセスを自分で試行錯誤する)
C : 学習娯楽モード(学習目的も学習プロセスも自分で設計する)

普段なんとなく使っている「学習」という言葉がとてもすっきりした印象です。同時に、会話の中で、「学習」ということを話していたとしても、その人によって捉えている、前提としている「学習」が違う、ということは起こりがちだなぁと思います。気を付けたいですね。

と、そんなことを書いていたら中原先生のブログにもこんな記述がありました。

あなたの学びのイメージは「名詞」ですか?それとも「動詞」ですか?|NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する

学びを「名詞」としてとらえるのか?それとも学びを「動詞」としてとらえるのか?

名詞か動詞かというのは、おもしろいですね。


今の時代に求められる学習は?

変化の激しい時代には学習娯楽モードこそ有効に機能する

ということで、今の時代には、学習娯楽モードが有効だそうです。有効、有効でない、ということを置いておいても、「その学習は目的か手段か?」ということはわけて考えておきたいなぁと思います。

なんとなく、A完全従属モードと、Bプロセス追及モードは、なにかの目的を達成する手段としての学習、C学習娯楽モードは学ぶこと自体が目的的になっているような気がします。


学習娯楽モードを身につけるために必要なことは?

学習娯楽モードを身につけるために必要なことは3点。
1 : 邪魔されずに好きなことをとことん探求する機会
2 : 大きなチャレンジをし、失敗し、克服する経験
3 : 好きなことの探求と大きなチャレンジを促進する「安全地帯」の存在

こうしてみてみると、「学習」と肩に力を入れなくても、なにかに興味をもち、一心に追及するということをこどもは自然にやっている気がします。

こどもの興味関心や探究心をじゃましないであげることが、学習娯楽モードを育てることにつながるような気がしますし、机に向かう勉強だけでなく、生活の中に学びはたくさんあって、人は学びたい生き物だし、自然に学んでいるんじゃないかなぁと思いました。


このブログのタイトルである「旅するように学ぶ」は、私が尊敬する方からもらった、「Enjoy your journey」という言葉から、自分の人生を旅するように楽しむということと、中原先生の講座から学んだ日常をLearningfulにする在り方を合わせて、日々を旅するように学びに満ちたものにしたいなぁという想いでつけたものです。

私個人としては、学ぶことは楽しいこと。学びに満ちた日々は豊かな人生につながるんじゃないかなぁと思っています。


https://instagram.com/p/47v16VGbOQ/

コップでお茶を飲むのが上手になってきた1歳3ヶ月の息子。なかなか男らしい飲みっぷりです。自分でコップを持って飲む、そんなことでも、彼の日々の学習の結果であり、親としては成長を感じるうれしい出来事でもあります。

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