旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

子どものヨチヨチ言葉を親が聞き取れる3つの理由と、意識したい2つのこと

言葉が増えてきた息子

現在1歳10ヶ月の息子は、だいぶ言葉も増えてきて、三語で話したり、会話が続くようになってきました。

とはいっても、まだ言葉が明瞭なわけでもないので、私たち親も何を指しているのかわからないことも多いです。

それでも、他の人からすると「あ、今のそういうことだったんだ」「よくわかるね」と言われることがあり、たしかに子どもが生まれる前は、友達が子どもの言葉を翻訳していてすごいなぁと思っていたのを思い出しました。

なぜ、親は自分の子どもの言葉を理解しやすいのか?

◯仮説1 聞く回数が多いため耳が慣れる(ヒアリング力がアップする)


息子はよくぞうさんの唄を歌っています。
「じょーうさん、じょーうさん、おーななななないのね、しょーよ、かあしゃんも、なーないのよー」と何回も聞いていると、ふつうにぞうさんの歌に聞こえてきます。

◯仮説2 言葉以外のものとの組み合わせで理解している


多いのはジェスチャーや指さしだと思います。
例えば、息子は最近「ごちしょしゃま!」というようになりました。これだけだとなんのことかさっぱりわかりませんが、ご飯を食べ終わって手をパッチンと合わせて言っているので「ごちそうさま」のことだと理解できます。

また、「バババ!」も、お皿に乗っているバナナを指して叫んでいるのをみると、親的にはバババ=バナナとインプットされます。

 ◯仮説3 状況から察している


最近、ズボンを脱がせようとすると「ぶんで!」といいます。ぶんで!と言われても分からないですが、手を出すとおこられるので、そうか自分でやりたいんだなと理解します。


軽くまとめると、
それぞれの言葉について、この3つの仮説の組み合わせが積み重なり、親の頭の中には辞書のように、子ども言葉とその意味がインプットされていくのではないでしょうか。


親として意識したいと思うこと

まだ完璧に言葉が増えてきた話せるわけではない1~2歳の子どもとのコミュニケーションは、楽しくもあり、意志疎通ができないジレンマにお互いがストレスを感じる場面もあります。 

そんな中で、私が意識していることは2つです。

◯息子の言いたいことを理解しようとすること

言葉がわからない時に、めんどくさがらず、諦めず、何が言いたいのかな?と理解しようと努力することは忘れないようにしています。

完璧に理解することは難しいですし、適当にうんうんということもできますが、これ?あれ?こうしたいの?と、子どもが一生懸命伝えようとしている気持ちをがっかりさせないように、こちらも一生懸命聞く態度をもつということです。
なかなかエネルギーが必要です。

◯息子の言葉を察しすぎないこと

一見、理解することと正反対のようですが、察しすぎしていないか?というのは、言いたいことをちゃんと聞くことと同じだと思っています。

例えば、息子に「じーしゅ!」と言われた時、過去の経験から、じーしゅ=ジュース ということは理解できます。

なんとなく飲みたいのかな?ともちろん想像はつくのですが、ジュースがあった!なのか、ジュース飲みたいなのか、ジュースの絵を描いて!なのかは息子にしかわかりません。

「ジュースがどうしたの?」「ジュースほしいの?」という言葉をかけることで、「じーしゅ、ちょーだい!」「じーしゅ、ほちーの!」と教えてくれます。

これもエネルギーがかかるのですが、察しすぎないことで、子どもとの言葉のキャッチボールが続くようになります。

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おばあちゃんにもらったあいうえお表がお気に入り。指を指して、名前を言ったり、わからないものを指して「これなあに?」と聞いたり、どんどん言葉が広がっていっています。


劇団プークの人形劇を観に行ってきた!他にはない距離感が魅力!

少し前の話になりますが、人形劇団プークの人形劇を観に行ってきました。

場所は、新宿駅南口にあるプーク劇場。
こんな場所に劇場があったなんて!
そして中に入ってみると新宿とは思えないレトロな雰囲気に親までワクワクできました。

直前まで寝ていた1歳10ヶ月の息子も、身を乗り出して人形劇を楽しみ、途中でゾウさんがでてくると「じょーさん!!!」と叫び、最後まで集中してみていました。

人形劇って、大人になると見る機会ほとんどないですが、ストーリの作り方やキャラクターの設定、演出の方法など、大人になってわかるおもしろさがありました。仕事面に活かせる発見もあり、家族みんなで楽しめました。

100人くらいを定員とした劇場は、役者さんや人形劇たちとの距離も近く、アットホーム。子ども連れの人がほとんどなので、そういう点でも安心して観劇ができます。

ストーリーに引き込まれ、あっという間の1時間半でした。

また行きたい!



息子1歳10ヶ月、アソボ~ノに行ってきた!初めて行く人はこれだけ知っておけば大丈夫!

1歳10ヶ月の息子と二人でアソボーノへ!

夫が終日外出で、息子とふたりきりの休日。思い切り遊べるところに行きたいなと思い、勇気をふりしぼって水道橋にあるアソボーノ!へ行って来ました。



アソボーノ!は、都内でも最大級の屋内型遊び場。以前から、興味はありつつ、
・休日は混雑して大変という噂
・時間制の料金体系のため高額
・ハイハイ・ヨチヨチの時期だと遊べるところにところが少なくもったいない
というネットでの情報から、行くには至っていませんでした。

息子はまだ2歳になっていませんが、歩くのも上手になり走ってるし、少し大きい子どもたちと同じ遊具にもチャレンジする気持ちはあるし、せっかくだから行ってみようと重い腰をあげました。

なんとか10時前に入場!

調べたところ、休日はいつもより30分早い9時30分オープンだったので、オープン入場を狙いました。
平日 10:00~18:00
土・日・祝日 9:30~19:00
結果、到着はすこし遅れて9時45分くらいでしたが、噂の行列はできてなく、すぐに入れました。よかった!

入場料・ロッカー料が割引になるので、東京ドームシティ内共通カードを作成。
最初に1時間分の支払いをして、帰りに延長時間分を支払うシステムです。

大人ひとりだったこともあり、210円でロッカーも借りましたが、これは正解でした。走り回る息子を追いかけて、一緒に壁上ったりしてたので大きなリュックがあったら大変だったはず。しかし、混んでいるとロッカーも借りれなくなるようなので早め入場のメリットですね。

遊ぶ!遊ぶ!遊ぶ!

ということで、最初は私の手を握って離さなかった息子でしたが、途中からは私の存在をわすれて楽しんでいました(笑)

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ボールプールに興奮。

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この滑り台、けっこうスピードでてびっくり。

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大きなトランポリンは大人も楽しめる。

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おままごともしてみました。

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滞在時間の半分くらいはプラレールだった気がする。


アソボーノ!は、大きく5つのエリアにわかれていますが、それぞれがとても充実していました。

・アドベンチャーオーシャン

  ボールプールを中心に思い切り体を動かせるエリア。小さい子どもから大きい子どもまで遊べる工夫があります。また、大きなトランポリンも楽しかったです。

・トレジャーステーション

 プラレールトミカ、レゴのゾーン。家にあるプラレールと比にならないパーツ&電車に息子も大興奮。かなり長い時間ここにいました。パパたちが張り切って線路つくってました(笑)

・カラフルタウン

 こんなに本格的におままごとができる場所ってそんなにないのではないでしょうか。マーケットで買い物をし、キッチンで料理し、フードコートで待っている親にご飯を運んでくれるという一連の流れを楽しむ女の子がたくさん。なかなか圧巻でした。

・トイフォレスト

 こちらはたくさんのボードゲームがあり、奨学生くらいの子どもたちがたくさんいました。あとは、アンパンマンのおもちゃがあるお部屋があり、ここは小さな子どもたちに大人気でした。

・ハイハイガーデン

 0歳から2歳までの子ども専用スペース。ハイハイの赤ちゃんたちと、パパママがゆったり遊んでいました。兄弟できているおうちは、パパママが別れて行動というおうちも多いようです。

ほんとに面積が広いことと、おもちゃの量が多くて、混んでいてもけっこう遊べてしまいます。

なんだかんだで、「まだー!まだー!」が続き4時間弱いました。なかなかのお値段ですね。苦笑

私たちが帰る14時頃には、入り口に行列ができており30分待ちになっていました。中の人もだいぶ増えていました。

初めてのアソボーノでしたが、息子も楽しかったようで行ってよかったなと思います。

初めてのアソボーノ!休日行く方へ

これから初めてアソボーノ!に行く方のために、知っておくとよい情報をまとめておきます。

①休日に行くなら朝一が空いていて遊びやすい

お昼前くらいから一気に人が増えます。少しでも空いている時にという方はオープンに合わせて行くのがよいと思います。
ちなみに後楽園・水道橋・春日などな駅が最寄り駅になると思いますが、東京ドームシティ内もそこそこ広く、ベビーカーの場合は上下移動も多いので余裕をもって早めに駅に到着できると安心です。

②東京ドームシティのカードは作って割引を受ける

初めての場合は、受付でカードをつくるか確認されます。カードをつくることで即日から利用料金・ロッカー料金が割引になります。
アソボーノは時間料金制なので、100円の割引でもけっこう大きい気がします。

カードを作るのは無料で、ドームシティ内の他の施設でもポイントがたまり、アソボーノのチケットと交換もできるので、迷わず作りましょう。

③ロッカーは使った方が便利

アソボーノでは、途中で出し入れ自由なロッカーを210円で使用できます。受付の時に希望を聞かれて、最初に使用料を払う形です。
子どもの荷物は量も多いので、ロッカーにいれると身軽です。休日は人も多いので、小さい子どもが走り回るのについていくには、荷物はかなり邪魔になります。使った方が親も楽しめると思います。
ただ、混雑時には空きロッカーがない場合もあるようです。

④最初にボールプール以外のエリアを楽しむ

ボールプールを中心としたアドベンチャーオーシャンは、広いですし、いつでも自由に遊びやすいです。
プラレールやおままごとのエリアは、一定混雑していると自由に遊びずらいので、空いているタイミングで遊びたいエリアを楽しむとよいかもしれません。

⑤出る時間は先に決めて子どもと約束しておく

アソボーノは時間チャージ制です。時間が気になります。でも、子どもは遊び始めると、なかなか帰りたがりません。当たり前ですね(笑)

何時になったらご飯に行くよ、時計の針がここにきたらおしまいだよ、など、お子さんの年齢に合わせて最初に約束しておくと、親子お互いに遊ぶことを楽しめると思います。

⑥水分補給も忘れずに!

子どもは遊び始めると夢中になってしまいます。30分、1時間など目安を決めて、親の方で水分補給の声がけをしてあげると安心です。
 

⑦お昼の時間は大きくずらそう

休日はアソボーノだけでなく、東京ドームシティ自体がかなりの混雑です。我が家の場合、14時頃でお昼のメインタイムとはずらした時間帯でしたが、アソボーノの隣のフードコートは空き席がまったくない状態。 失敗しました。

ドームシティに行ってみたものの、飲食店は行列。ドームシティをなめてました。。結果、ドームシティのパン屋さんでパンを買って、外のベンチで食べることに。子連れの場合、なかなかタイミングも融通がきかないので、お昼の時間とどの辺りで食べるかは決めておいた方がよいかもしれませんね。


はじめてのアソボーノ、親子で楽しめました!
これから行く方の参考になれば幸いです。

アソボーノの詳細は、公式サイトからご確認くださいね。

夫婦ふたりで話す時間をつくることで何が変わるのか?

仕事のスケジュールの関係で平日にお休みになったので、夫職場の近くで、一緒にランチをとることにしました。

1時間という短い時間ではあるけれど、泣いたり、おもちゃ投げたり、絵本読んでー!と途中で会話を中断される要素がない状態で、話ができるということは、大切です。

子どもが生まれるまで、いつでも話したいときに、好きなだけ話せていたことが、ほんとに貴重だったんだと今はわかります。

最近はお互いに仕事が忙しく、なかなかお休みを合わせたり、ふたりきりで話をするという時間がとれていなかったので、「なんか久しぶりだね」ということで、改めてお互いの近況報告から(笑)一緒に暮らしていても、相手の状況で知らないことはたくさんあります。

1つ1つはたいしたことじゃなくても、それが積み重なっていくと、お互いの本音ってどんどん見えなくなってしまいます。

だから、相手の状況を知り、自分の状況を知ってもらっていることで、なにかあった時にお互いにフォローしやすくなりますし、知ってもらっていること自体が安心につながります。

共働きで子育てをしていると、ほんとうに毎日があっという間です。夫とも戦友化しがち。たまに夫婦ふたりで話をすることで、日々の対応だけでなく、家族として、夫婦としてどうありたいかを考える機会になりますし、ちょっと恋人気分を思い出すことができますね(笑)

一緒にご飯を食べて、ちょっと元気になりました。夫婦の時間も、もっととれるようにしたいな


「保育園落ちた、日本死ね」を書いた人は怒ってるんじゃない。

先日から、ネットで話題になっている日本死ねというはてなダイアリー
 
 
だいたいこういう怒りを感じる内容のものって、読んだ後、なんともいえない気持ちになることが多いです。怒りの感情というのは、自分に対するものでなくても、自分の中にあるなにかを刺激して、怒りのスイッチが入りそうになることもあります。
 
なので、普段はあまりそういうものは読まないようにしているんですが、あまりにも身近すぎる待機児童についての内容だったこともあり、読みました。
 
読み終わったあとは、不思議な気持ちになりました。
文章だけ読むと、書いた方は怒っています。死ねとか書いちゃうくらい怒りがとまらない感じです。
 
でも、あの文章を読んで感じたのは、怒りではなく「虚しさ」と「悲しさ」でした。
 
日本死ねと言いながら、あれを書いた人の心の中には、不安がいっぱいだったと思います。
 
・保育園に入れないと復帰できない。4月からどうしたらいいんだ?
・復帰できないと収入も減ってしまう。どうきたらいいんだ?
・来年保育園に入れる保証もどこにもない。なんなら1歳入園の方が倍率は高い。
・保育園に入れなかったら、復帰どころか会社辞めなきゃいけなくかるかもしれない。
 
もう想像するだけで、私まで気分悪くなってきます。
 
我が家は、息子が3月生まれなこともあり、0歳入園は無理、難関の1歳入園にチャレンジしなければいけなかったので、復帰を早め、認可外の保育園に入れることでポイントをあげて認可保育園に入りました。
 
妊娠中、初めて認可保育園について調べ始め、4月入園の倍率の高さと、年度途中の入園はほぼ不可能という事実に、本当に驚きました。
 
認可外に預けることを決めた時にも、毎月10万×数ヶ月間という負担は大きく、微かな望みをかけて認可保育園への年度途中入園の申込みをしましたが、だめでした。
不承諾通知を受け取った時の悲しさは、いまでも忘れられません。
 
今思い返してみると、正直、私は保活うつになりかけていました。
 
なぜ、あんなに悩んだのだろうかと考えてみると、一番大きかったことは「自分ではどうにもならない」ということにつきます。
 
男性と同じように、女性にとってもキャリアは大切な問題です。それなりに考えて働いている人が多いと思います。
「キャリア」は、すべてが思い通りになるわけではないけれど、自分次第であるというのは納得しやすいです。
 
でも、保育園問題は、自分でどうにかなることが少なすぎるのです。
・保育園に入れない=自分が働くかどうかを自分で決められない
・保育園に入れない=なにかを努力したり工夫したりすることでクリアできない
 
この無力感が、保活の絶望感や、仕事やキャリアへのあきらめ、日本死ねと言いたくなる気持ちを引き起こしているのだと私は思います。
 
保育園に入れないということは、育休をとっている女性にとって、本当に大きな問題です。でも、きっと男性にとっては、そして女性でもその立場にならないと、このどうにもならない、怒りのやり場すらない気持ちはなかなかわからないかもしれません。
 
私自身も妊娠するまで、待機児童問題は知っていて大変だなぁくらいには考えていましたが、待機児童の問題がこんなにも自分の精神状態に影響する大きなことだなんて思いもしませんでした。
親になって始めて、報道される社会問題や政治と自分のつながりをリアルに感じられるようになったのです。
 
 
フローレンスの駒崎さんがおっしゃっているように、もっと身近に政治を感じて、声をあげていく必要があるんだろうなと思います。
 
 
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