前回までの記事はこちら。
ちなみに現在、計画的週休3日は3ヶ月目で継続中です。今回は、2ヶ月やってみての振り返りです。
1ヶ月週休3日をやってみた感想は
・意外といけるかも!という仕事面での見通し
・週休3日だと主に時間的な側面でのスペースが生まれる
ということでした。
そこで、これは来月も続けてみようとちょっとした実験感覚で2ヶ月目も週休3日を続ける計画を立てました。
しかし、2ヶ月目に入るとまた状況が変わってきます。
「やばい、けっこう仕事パツパツ!!」
という感じになってきました。
労働時間が短くなった分(残業なしは前提です)をさらに、計画的に先取りして、優先順位を決めて進めてなんとかなっていた1ヶ月目でしたが、2ヶ月目になると緊急ではないが重要な仕事(いわゆる第二領域のもの)や、緊急ではないけど、いつかはやらなければいけない仕事(スケジュール的に余裕のあるもの)が、積み重なってきます。
週休3日も短距離走と長距離走では、やはり課題も変わってきます。
長距離体制にするならどうしたらよいのかを考え、毎日30分~1時間、緊急度が低いけど重要だったりやらない選択を取れない仕事をする時間をつくりました。これによって、通常の仕事はより短い時間で進められるように設計しました。
けっこうきつぞと思いながら、ここまできたら続けてみようという意地と、2ヶ月やったらまたなにか違う発見があるかもしれないという好奇心で、途中何度か迷いながら2ヶ月目も継続。
なんとなくここまできたら年内続けるかと、残りの有給を計算しながら考えて、現在3ヶ月目を継続中ですが、2ヶ月目を終えて気付いたことをまとめます。
●1日8時間、週5日って最適なの?
私はいつ週5日80時間働くことを選択したんだっけ?なんとなくそういうものだと思って働いてきたけれど、週4日働く生活をしていたら、子育てしながら働く今の私はこっちの方がちょうどいいかもなと思うことも。
会社員なので会社のルールの中で働くわけだけど、ちゃんと自覚的に選択をしたいなと気がつきました。
●勤務時間を決めた方が効率的なのは会社の事情
やってみて、チームのメンバーに手間をかけてしまっているなと感じる瞬間は、「今週○曜日に○のチェックお願いします」→「ごめん、○曜日はお休みの予定です」というやり取りが発生した時。
あとは私は勤務時間帯も早めにしていて30分~1時間前倒しているので、相手の定時2時間前(そもそも相手は残業前提で仕事をしているが)は私の定時1時間前で、そういうタイミングで仕事を依頼されることも多いです。
そういう中で感じるのは、
・みんなが同じ時間、会社にいること
・みんなフルタイムで残業すること
それが当たり前の価値観というのはどうしてもある現実。
そしてみんな一緒の方が、会議のスケジュール調整もしやすいし、仕事の依頼もしやすい。効率的な仕組みなんだろうなと思います。
でも、ダイバーシティがない環境というのは、少数派からするとなかなか過ごしにくい。これは少数派になってみないとわからないことなのかもしれません。
このあたりのモヤモヤは、ライフシフトを読んでけっこうすっきりした部分もありました。