旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

小さな誤差に気づくこと

先週、抱えていた原稿に煮詰まったので、午後は休暇予定だったこともあり気分転換にプールに行った。

 

午後のプールは比較的空いていて、コースで泳ぐ方たちも気持ちよいマナーな方たちで(コースが限られる区民プールでは、泳ぐペースやスタートのタイミングなど意外と気を遣うのだ)、集中して泳ぐことができた。

 

最初の50mが一番気持ちいい。

体も軽く、水の感覚をとても敏感に捉えることができる。大きなしぶきをあげることなく、静かに進む。

 

それが300mを超えたくらいから様子が変わってくる。

ちょっと息が苦しくなってきて無理やり息継ぎをしたり、焦ってストロークをしたり、しぶきが増え、息継ぎが増え、忙しい泳ぎになる。

 

ストロークが雑になってるなと気づいて、丁寧に伸ばしてみたり、

呼吸が苦しくてバタバタしているなと気づいて息継ぎのタイミングを早めたり。

 

泳いでいる間中、私は自分の泳ぎと自分の状態を観察していた。

 

そして、まだすごく泳ぎが乱れているわけじゃないけど、ちょっと乱れ始めた、そんなタイミングで早めに軌道修正をしたり、泳ぐペースを落としたりする。

 

それによって予定よりもいいペースでさくっと泳ぎすっきりとプールを出た。

 

大きくずれてからの修正はエネルギーがかかるし、疲れきってから休憩すると回復までには時間がかかる。

 

仕事だと、ついつい無理をして詰め込んで、頑張って走ってしまうのだけど、よいペースで走り続けるには、小さな誤差に早めに気づき、調整する。

 

そのことが大切だなと改めて感じたのだった。


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雨の日になると

テンションさがる大人、

テンションあがる子ども。

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