旅するように学ぶ

仕事のこと、夫婦のこと、子育てのこと。日々感じたことや学びをつれづれと。

男性育休取得を考える時に読んでおきたいブログ4選

男性育休取得(夫の育休取得)を考える時に

妊娠がわかってからの夫婦の話し合いで、「出産に立会いたい!」という夫の強い希望のもと、里帰り出産をやめて、東京で出産をすることにしました。だけど、初めての出産と子育て、そして私の実家は遠いのでなかなか気軽にサポートを頼める状態ではありませんでした。

そこで、それまで長時間残業当たり前で働いていた夫が「育休」をとることを目指しました。とはいっても、そもそも周りに育休を取得した男性は少なすぎる!ということで私は夫に育休を取ってもらうべく、ネットでいろいろ調べました。

 

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 

 

男性育休を取得されている方のブログをみると、

・育休を取るプロセス:会社でのプレゼンや調整の方法など

・育休中の様子:実際どんな風なのか、どんなことに悩んでいるのか

・育休復帰後の様子:育休後仕事に戻ると実際どうなのか

がよく分かります。

いろんなブログを見て情報収集をし、育休の期間や会社での根回しの仕方を相談しました。(ぜひ夫(id:um3nameerf)にはその辺り、忘れないうちに書いてほしいものです)

結果として、有給を使ってではありましたが夫は1ヶ月の育休を取得し、男性育休(実際には育休ではないが)第一号となりました。

 

最近、二人目どうする?の話をすることが増えてきました。

二人目の時って、息子どうするの?今度こそ里帰りする?今度こそ育休取る?1ヶ月より長く取ってみる?というような話も出る中で、改めて男性育休を取得されている方のブログをみていて、参考になった/しているブログをまとめておきたいと思います。

 

豊かに生きる。

1496.blog.jp

イクメンの星の方のブログです。育休中には1日のタイムスケジュールなども具体的に書かれていて、とても参考になりました。 

 

外資系IT企業につとめる男性社員の育休日記!

its-blog.seesaa.net

こちらのプレゼンテンプレ、素敵ですよね。私自身(女性ですが)の育休取得にあたっての上司との面談の中でも参考にさせていただきました。こういう形で男性育休取得のノウハウが共有されていくといいなぁと思います。 

 

男のくせに4ヶ月も育休とった俺が言うものなんだけど

http://daipresents.com/2014/after-paternity-leave/

育休をとってよかったことも、大変だったこともリアルに率直にまとめられていて、(女性ですが)育休を取る前に、勇気をもらった記事でした。

 

”元”深夜2時帰宅の男の育休日記

”元”深夜2時帰宅の男の育休日記

 育休取得準備→育休中→時短復帰→フルタイム復帰という流れでリアルです。また、育休中だけでなく、その後の復帰の様子もわかるので、とても参考になります。

 

男性育休取得を考える時に読んでおきたいブログでした。でも、育休取得は、男性特有・女性特有なこともありますが、「キャリアへの不安」や「復帰の時の悩み」「育休中の戸惑い」など、育休をとることでの気持ちの揺れ動きは、男性も女性も一緒なんじゃないかなぁと思います。だから、女性で育休を取得する時でも、参考になるポイントはたくさんありました!

 

やっぱり育休は短期留学なんだと思う。キャリアの踊り場がキャリアを広げ、成長を生む。

息子が流行りの手足口病になって、なんとなくバタバタです。保育園の0歳と1歳クラス合わせて10人くらい手足口病になっている模様。息子がもらってきても仕方ないレベルですね。

さて先日おもしろかった記事がこちら。



キャリアの踊り場をつくる

今の自分の延長線より、もう1~2段上にキャリアを押し上げていくためには、キャリアダウンを思い切って受け入れることがとても大事、ということだ。私はそういう行為を「キャリアの踊り場を作る」と呼んでいる。
なるほど。個人的にこの部分を読んで思ったのは、女性の産休・育休はキャリアの踊り場をつくるキッカケになっているなぁということ。

私自身、妊娠して残業をセーブする→育休から復帰のタイミングで残業しないことに&管理部門内で異動→子どもがいるからということで新規事業へ異動となりました。
結果的に、出産したことが、未経験の仕事にチャレンジするきっかけになりました。


この方のキャリアの踊り場は3つ

 コンサルタントから社内管理部門
年収を1割下げて、規模が1%以下の会社へ
 ヒラ社員に戻って、年収を3割下げて、米国本社へ

キャリアの踊り場=新しいチャレンジ、とも言えるような気がしますね。


要所要所で目的意識を持ち、瞬間的な後退を恐れずに「キャリアの踊り場」を作ってきたことが、中長期的な自分のキャリアアップにつながったと思う。
最近別のところで聞いた話として、「キャリアの踊り場は、悩んだり今までのやり方を見直したりする機会になり、それが成長につながる」女性は妊娠や出産がその機会になるが、男性は意識的にそういう機会をつくらないと踊り場がやってこない、という話がありました。

育休で仕事の空白期間ができること、子育てをしながら働くことで仕事に制限ができること。妊娠する前はそれがすごくこわくて、キャリアのマイナスになると思っていたけれど、環境や状況が変わることをどう捉えてどう取り組むか次第なんだと改めて感じました。


やっぱり育休って、短期留学やサバティカルみたいなものなんじゃないかなぁ。

なかなか派手に広がった息子の手足口病

慣らし保育9日目、やっとで慣らし保育卒業!?

昨日は、慣らし保育8日目、給食も先生の膝でちょっと食べて、先生におんぶをアピールする甘え上手っぷりを発揮している息子。8時30分~17時30分までがんばり、今日は7時30分~18時までとなりました。なんだかんだで、やっぱり当初予想通り2週間近くかかりました。
先生に甘えられるようになったというのは、先生との信頼関係ができてきた証拠。甘えさせてくれるということがわかれば、安心して遊んだりできるようになります。あと少し、がんばろう息子。

とはいえ、朝7時30分~8時30分は慣れてきた担任の先生ではなく朝担当の先生なので、息子にとってはまだまだ苦難が続きます。今日もやっぱり大泣き。。あれだけ泣かれると、朝から私もけっこうダメージを受けます。切り替えなきゃ。。


我が家は送りが私、迎えが夫、という分担をしているわけですが、送りと迎えを分担にすると発生するのが、情報共有と引き継ぎ。これが意外にめんどくさい。
昨日お迎えに行ってくれた夫が、靴下の回収を忘れたり、保育に置いてくるエプロンを洗濯機にいれたりして、わかってると思ってたら実はいろいろ認識がずれていることがわかったので話し合い。入園説明会にも一緒に出て、慣らし保育中に2~3回は一緒に行って確認してたんですが、それでも認識ずれるのか~と日々の共有の大切さを感じた次第です。

https://instagram.com/p/1btYXBmbHH/

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週末に三輪車を見にべびーざらすへ行ったら、自分でよじ登って乗ろうとしたのは、BMWでした。ほしかったら大人になってから自分で買ってね。

慣らし保育8日目、保育園に行くことを察して不機嫌になる息子。

今日は慣らし保育8日目。当初の予定では、今週から通常の7時30分~18時30分の予定でしたが、先週も体調悪かったりまだ給食食べたり食べなかったりで、もう少し様子を見ましょうということで今日も8時30分~17時30分になりました。有給休暇がすごい勢いで減っていく。

そして、朝はご機嫌だった息子、保育園に行く時間が近付くとグズグズになり、保育園についても私から離れず、先生に抱っこされて世界の終わりかのような大泣きでした。胸が痛む。。
なんとか今日は最後までお迎えコール来ずでした。息子、おつかれさま。


先週なぜかブログのアクセスが増えて不思議に思っていたんですが、週末にパソコンからみてみたら、「慣らし保育 給食 食べない」という検索キーワードでのアクセスでした(笑)
なるほど、我が家だけでなく、給食を食べずがんばっているお子さん&おうちがきっと他にもいるんだ!と勝手に勇気づけられました。息子のハンガーストライキ、いろいろと心配になっちゃうし、仕事にいくのと不安になるしですが、息子なりの寂しさや不安の表現だと受け止めて、家ではいっぱい抱っこしたり遊んだりしながら、息子が納得して食べるようになるまで付き合いたいなぁと思います。同じように悩んでいる方、がんばりましょう(>_<)

日曜日は歩けるようになって初めて広い公園へお散歩。楽しそうでよかったー。

育休世代のジレンマ ~ジレンマを抱えて進むこと~

育休からの復帰直前に読み、読んだ直後に復帰のタイミングで異動することが決まってあぁこの本の内容リアルだなー、これ私のことじゃないか、ほんとジレンマだなーと思った本、「育休世代のジレンマ」。

 

「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書)

「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書)

 

著者の中野さんが、東洋経済オンラインで連載を始めたそうです。

toyokeizai.net

 

仕事復帰してもうすぐ半年になる私以上に、フルタイム共働き子育てが始まって以来、毎日定時あがりを苦難しながら実践している夫の方も感じることがあったようでブログをまとめていました。

learningfamily.hatenablog.com

 

夫と話していて思ったことは、この本や連載に書かれているような、仕事と子育てのジレンマ、生産性と創造性のジレンマ、長時間労働やジェネラリストを前提とする会社の仕組みのジレンマ、これらは女性特有の問題ではなく、「当たり前に残業する」ことが難しいすべての人に共通することだなと。

「残業が当たり前」という観点では、子どものいる女性よりも、子どものいる男性の方が、大きなジレンマがある気がします。子どもがいる男性よりも、例えば子どもはいないけれど、長時間働けなかったり通院が必要な病気や障害があったり、家族の介護や看病があったりする男性の方がジレンマがあったりするのかもしれません。

 

ほんと妊娠して復帰をしてみて、働き方やキャリアについては悩むことが多いし、自分の中でも答えはみつかっていないけれど、ぜんぶひっくるめてダイバーシティーと捉えるならば、働き方も評価のされ方も目指すキャリアも、人それぞれ、どんな形でもOK、そんな世の中になったらいいなと思います。

ジェネラリストとして会社の中でキャリアアップする働き方も、専門職として強みを活かしていく働き方も、決められた時間の中で生産性をあげて働く働き方も、好きで得意なことでお金を稼ぐことも、どれが偉いとかいいとかではなく、人それぞれ。

と思っても、妊娠するまでも、妊娠して産休に入るまでも、1年も会社を休んで遅れをとることが怖かったし、実際に会社の中で働いていると、もやもやしたりジレンマ感じることはたくさんあるんですけどね。

 

だけど、育休から復帰してもうすぐ半年。改めてこの本を読んでみて思うことは、結婚する前や妊娠する前、復帰をする前にこんなジレンマが発生するかもしれないということを知っておくこと、そしてパートナーと話しておくことってすごく大事だと思う。

そして復帰してからもジレンマがあるからこそ、考えるきっかけになる。自分の人生にとって大切なこと、大切にしたいことってなんだろう。自分にとって、家族ってなんだろう、仕事ってなんだろう。

 

子どもをもって働くことが当たり前になってほしいけれど、今はまだたくさんのジレンマがある。でも、そのジレンマをぎゅっと抱えて、ジレンマと一緒に進んでいく。ジレンマをそのまんま受け止めて、そのジレンマの中で自分たちなりのやり方や答えを模索していけたらなぁと思います。

 

と、最近、夫婦二人でもんもんと考えていたジレンマ。もっとみんなで語りたいね!ということで、5月に語る会を開催することにしました。どんなジレンマがあるのか、みんなどんな風にジレンマと付き合っているのか、いろいろ聞けたらと思います。楽しみ。

 

※育休世代のジレンマについて書いた記事を検索してみたらこの半年で4回も書いていましたw

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

tabisuruyonimanabu.hatenablog.com

 

 

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